積みゲー崩しと備忘録のようなもの

ひたすらゲームの感想を残すブログ

NG

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no-good.jp

 あけましておめでとうございます。
今年も積みゲーと戦う1年になりそうです。
相変わらず発売から何年も経ってるゲームを遊んで好きに騒ぐことが多くなりそうですが、宜しくお願いします٩( 'ω' )و
記事を書いていなかった間にゲームを数本遊んだのでまたのんびり感想を残しておきたいです。

 

さて、今回はホラーゲーム『NG』を遊んだ時の感想+簡単なゲーム紹介です。

 

 

心霊ホラーシリーズ第2弾。
第1弾の死印の雰囲気がとても好きだったので、少し迷っていたものの結局誘惑に負けて購入。

現在Vita版のみ発売されていますが、もうじきPS4版での配信も予定されています(2019年2月21日発売予定)。

Vita版PS4版共に体験版もあるようなのでじわじわと浸食される静かなホラーがお好きな方はぜひ。

 

ゲーム紹介は極力ネタバレ控えめにしたつもりですが、感想のほうはネタバレまみれなのでご注意ください。

 

この先、キケン

 


心霊ホラーシリーズ「第2弾」ですが、登場人物は一新されていますので今作単体で遊んでも楽しめると思います。
ただ、前作の死印についてのネタが随所に多数散りばめられているため出来れば“死印”から入った方がより楽しめるはず。

 

 

あらすじ

 

1999年の夏。
東京、吉走寺(きっそうじ)に暮らす主人公は高校最後の夏休みを過ごしていた。
叔母の経営するバーが終わるまで夜間に義理の妹の面倒を見る、いつも通りの日常を送っていた主人公の元に、ある日謎の黒い葉書が届く。
その葉書を受け取った日から主人公の周りで次々と怪奇現象が起き始め―――。

 

登場人物紹介

 

主観が入っています。

鬼島空良(きじま あきら)
(CV.川端快彰)

本作の主人公。喧嘩が大変強い高校生。
母子家庭で育ったが、2年前に母親が他界してからはアパートで1人暮らしをしている。
一見やんちゃそうなものの意外と面倒見が良く性格もそこまで捻くれていない。
※デフォルトネームなので好きな名前に変更可能。
外見も若干(サングラスをかけたりあごひげを生やしたり)変更可能。

 

鬼島那津美(きじま なつみ)
(CV.緑川優美)

BAR『黒兎』の経営者であり、ホラー作家。
主人公の母親の妹。
現在は主人公の母親代わり。
若く美人で優しく、娘の愛海と主人公の事を大切にしている。

 

鬼島愛海(きじま あみ)
(CV.石飛恵里花)

那津美の娘で主人公の従妹(義理の妹)。小学生。
主人公に良く懐いている。

 

天生目聖司(あまのめ せいじ)
(CV.佐香智久)

主人公の親友。高校生。
ヤクザ『天生目組』の組長の息子である。
優し気な好青年に見えるが、組長の息子だけあって他人の弱みを握る・他人を脅して取引を持ち掛ける等の悪どい事に慣れている。
生身の人間の死に関する話は平気なものの、ホラーは苦手。
主人公の親友だけあって序盤と終盤で活躍することになる&生死によってエンディングに影響を及ぼす重要なポジション。

 

丸橋満(まるはし みつる)
(CV.山下大毅)

天生目組の組員。
結構うっかりしている部分が多いが、どこか憎めない。

 

葉月薫(はづき かおる)
(CV.緑川優美)

愛海の友人。高校生。
ゴスロリファッションが好きらしく、いつもその格好でうろうろしている美少女。
明るい性格で主人公や天生目ともすぐに仲良くなる。
オカルト話が大好きなオカルトマニア。
本作のヒロイン。
彼女も天生目と同じく序盤と終盤で活躍することになる&生死によってエンディングに影響を及ぼす重要なポジション。

 

来瀬もも(くるせ もも)
(CV.緑川優美)

現在話題沸騰中のオカルトアイドル。
歌やダンスの他、ドラマやバラエティ番組等にも出演して活躍の場を増やしているらしい。
愛海と丸橋は来瀬の大ファン。

 

大江麗奈(おおえ れいな)
(CV.瀬戸英里奈)

関西弁で喋る若い女刑事。
とある事件の後、度々主人公の元へやってくる。

 

番直政(ばん なおまさ)
(CV.山下大毅)

怪しげなジャーナリスト。
子供相手にも平気で金を要求する。

ギャンブラー。

 

ムーラン・ロゼ
(CV.富沢恵莉)

番の知人である若い女マジシャン。
若い女性らしくない変わった口調で話し、素性を明かそうとしない。

 

ボイスは今作も必要最低限。
前作よりは少し多めですが、フルボイスではありません。

 

ゲームについて

 

前作『死印』と同じく、人間に害をなす怪異の情報を集めて追い詰め、彼らを『救済』もしくは『破壊』をして解決に導くアドベンチャーゲームです。

今作はゲーム開始時に恐怖モードの変更が出来るようになっています。

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これは変更することで探索中の恐怖演出(ライトで照らした部分に人の顔が浮かび上がったり、なにかが走ってきたり等の演出)を減らすことが出来るモードです。
※私は“恐怖モード”でしましたが、恐怖モードで起きる演出は前作死印と同じような頻度だったように思います。

 

また、今作は登場キャラクターに好感度が設定されているようです。
会話の中で出てくる“ジャッジシステム”で相手に見せた顔によって各キャラから主人公への印象が変化するらしく、好感度が高いとゲーム終盤で仲間のキャラクター紹介ページ数が若干増えます。
ただし特に物語進行上必要となってくるものではないので、彼らから主人公への印象が悪くても問題はありません。好感度による台詞や展開の変化等も恐らく無し。


バックログ機能もあり、作中で見る事の出来たCGも後でギャラリーから見る事が出来ます。
更に今回は実際には登場しなかった数人の人物についての情報(主人公の母親・天生目の父親等)も後でギャラリーから少しだけ読める上、作中に登場する人物や場所についての設定資料も閲覧できます。

 

CEROレーティングはD。
人によって感じ方は様々ですが、個人的にはグロ度は前作よりも上がっていると思います。
特に今作は仲間のキャラクターが死亡した場合、仲間の死亡CGが個別に用意されている(しかもどれもかなりエグい)為、怪異を破壊した場合は心の準備が必要です。
エンディングは大雑把に分けて3種類。

 

感想(※ここから盛大なネタバレあり)

 

 

 

 

 

キャラクターについて

 

今回もキャラクターはみんなとても良かったです。
強いて言うなら高校生の3人組(主人公・天生目・葉月)が好きだけれど、どのキャラクターも好み。

 

鬼島空良
公式ホームページやパケ絵から想像していた性格とは全く違っていました。いい意味で。
もっと話の通じない不良みたいな子かと思っていたら意外と良い子だった。結構素直だし。
愛海ちゃんに手料理を作ってあげる、面倒見の良い素敵なお兄ちゃんじゃん……。
頭はあまり良くないのか、調査メモは前作と比べると語彙が少なく幼い印象を受けましたがそれはそれで面白かったです。
高校生とは思えないほど異常に肝が据わっているのも良かった。
怪異相手にも暴力で解決してみようと試みるあたりも彼らしくて好きです。

 

鬼島那津美
若見えすぎて主人公のお姉さんと言われても信じるレベル。
いえ実年齢もお若いですけれど。
前作の女性の下着・裸体シリーズはそんなに何とも思わなかったんですが、今回の那津美さんのサービスシーン(それどころじゃない状況だったけど)には不謹慎ながらちょっとドキドキしてしまった。

 

鬼島愛海
とても可愛かった。素直に懐いてくれる弟妹キャラは好きです。
前作のつかさやすずちゃんもそうですが、立ち絵や喋り方の印象だともうちょっと幼そうに見えるのですが10歳なんですね。

 

天生目聖司
丸橋が死んでしまった時の反応&後半(というかラスボス戦時)、急に主人公にデレ始めて私の中で好感度が爆上がりしたキャラです。
彼はちょっと擁護出来ないレベルの事も色々とやらかしてるので好き嫌いが別れそうですね。
急にイケボでワンダーラビッツ歌い始めた時はどうしようかと思いましたw

 

丸橋満
丸橋さんは愛美ちゃんにも敬語で接してて一気に好感度が上がりました。
ヤクザなのに親しみやすくて愛嬌もあってかなり好きだったので、首太郎での一件は物凄くショックでした…。
よりによって生まれ故郷で……。

 

葉月薫
いつも明るく元気なので彼女と会話をしていると元気が出ました。
笑った時の顔が非常に楽しそうでかわいい。
「マジ?」「すげぇ腹立つ……」と、時折素の女子高生らしい口の悪さが出るところも可愛かったし、そういう“普通の女子高生”っぽい葉月ちゃんなのに来瀬ももに変身した途端主人公や天生目に対してでもガラッと仕事用の口調に変わるところはさすがプロ!と感心しました。
でも来瀬もも=葉月薫は、アパートに来瀬が現れるまで実は全く気が付きませんでした。
来瀬ももがやってるバンドか何かのメンバーなのかな……などととぼけたことを考えていました。まさか本人とは!
でも言われてみれば確かに顔がまったく同じなんですよね。髪型の印象って強いな~。
前述したようにキャラクター全員に好感を抱いていたため仲間死亡ルートはどれも悲しかったのですが、首太郎で彼女が死亡した時が私には一番キツかったかもしれないです。
最期だけ主人公の事を名字でなく名前で呼んでるんですよね……。

 

大江麗奈
捜査のためなら何でもやってしまう刑事キャラ大好きです(現実にはあんまり居て欲しくないですが)。
大江さん、まだ27歳なのにやけに子供(高校生)の扱いに慣れてますよね……冗談も上手だし。
やんちゃな男子の暴言を適当に受け流せるのはもちろん彼女の性格もあるだろうけれど、歳の離れた弟がいたからでもあるんだろうか。
それにしてもあの乱暴な取り調べは笑いましたw一体いつの時代の警察だよww

 

ムーラン・ロゼ
あなたは結局なんだったんですか??!
バッドエンドの時はCG回収も兼ねていたので彼女も死亡した状態でクリアしてしまったんですが、彼女が生存していたらもう少し彼女の正体について分かり易く説明があったのかな。
というかバッドエンドで主人公を助けようとしたのはロゼですよね……?(あまり自信がない)
おたけび作家で番が死亡した後、次の章(?)でロゼと話していたら彼女の顔が一瞬人間では無いものに見えたので、もしかしてロゼも怪異の一種なのか!?と怯えました。

 

かくや
全てを知った上で2周目をやっていた時にふと気になったんですが愛海ちゃん(inかくや)が向こうから帰って来た後、主人公の着メロがワンダーラビッツからデフォルトのバイブ音に戻っていたような……?
確認し直したわけではないので間違っているかもしれませんがもしもかくやが変更したのだとしたら怖い。
“普段は特殊な力で封じられている、怪異を呼ぶ人形”という設定は前作ラスボスと同じですね。他にもあるみたいですが、この物騒な人形は何体くらいあるんだろう。九条家や弥勒家のように人形の数だけそれを封じる一族もいるっていう認識でいいのかな。

 

システム面など

 

特に不満は無いです。
今作は前作のようにお札を探してデッドリーチョイスに臨む必要がなくなった+デッドリーチョイスの度に必ず1000から始める事が出来るのでその点は楽でした。
システム表示は若干ポップでしたね。
あまりホラーっぽくないけれど、主人公が若者だからかな?
暗い路地を歩く際の足音や、扉を開けた時の音などは前作と同じものも多かったのかな。さすがのクオリティでした。
タイトル画面での都会の喧騒っぽい音さえも「日常に浸食する恐怖」をじわじわと演出していてとても好き。

 

感想

 

前作とはデザイナーさんが違うようですが、今回もやっぱりイラストが美麗で見惚れてしまいました。
前作では外の世界との交流をほぼ断絶されていたせいで廃墟と屋敷の往復しかできなかったけれど、今回は明るいところにも行けたのでちょっと新鮮でした。コンビニとか。
今回は主人公の住んでいるアパートで怪異が色々と悪さをすることが多かったので「日常に浸食する恐怖」感が一層強くなっていましたね。
浴室の鏡やキッチンの窓から伸びてくる手、ドアスコープを覗いた時に見える人間の目、カーテンを開けたらそこに立っている怪物等々アパートで一人暮らししていたらふとした時に思い出してしまいそうだなぁ……と感じる演出も多く見事でした。

 

怪異達は身勝手な人間の手によって非業の死を遂げてしまった者たちが多く、全体的に悲しい話が多かったように思いました。
特におたけび作家の事件は気持ち悪かった……「覗かないでください」の声が女性だったのでペンネームを男性名にした女性作家が娘を誘拐されたのかなと思っていたんですが、まさかの展開で。いくら儀式のためとはいえ酷すぎる。
おたけび作家は救済ルートも破壊ルートも、なんだかどちらも可哀想に感じてしまい後味が悪かったです。

 

ロゼが殺人桃に殺された時のCGすごかったですね、なぜわざわざ全裸に……。
番さんも上半身裸にされて開かれてましたが、殺人桃は殺す相手の服を切り裂きたい欲求でもあるのでしょうか。

 

ツクヨミ鬼……うわ きっもちわる!!!と小声で呟いてしまった怪異は初めてです('、3_ヽ)_
怪異はどれも怖いというよりは気持ち悪い見た目をしていますが、ここまで精神を削られたのはこいつだけ。
こんな形で石丸と融合してしまった家族たちが可哀想でならないです。
かくやが現れていないのに呪いが発現したのは、多分ツクヨミ鬼の事を発言した愛海の中にかくやが入っていたからなんですよね。

…ところでここ(デパート)の探索をしていた時、「主人公は手袋しているけどそれだと熱い鎖は持てないのね……」と思いました(どうでもいい)。
それとロゼ・番両者死亡時に大江さんの依頼を受けて岡山の遺品を調べていたのは元ジャーナリストの『有村』という人物でしたが、これはひょっとして前作の有村クリスティさんと何か関係があるんでしょうか。
もしかして本人?いや、あの人は元アナウンサーだったっけ?

 

対決する怪異たちよりよっぽどお前のほうが怖いわと思ったDマン。

心臓に剛毛を生やしている主人公だからまったく気にしませんでしたが、あんな電話(無言からの「あぁ、お前……いい……」)かかってきたら男性であろうと女性であろうとめちゃくちゃ怖くないですか?
私なら警察に駆け込むよ。
ぶっちゃけ、望む答えを返さなかっただけでまだ齢18のDKを容赦なくぶち殺すDマンめちゃくちゃヤバイやつだと思うんです。笑
いくらチンピラとはいえ主人公はそんなに悪い奴じゃないぞ!

 

怪異が女性多めなのは何か理由があるんでしょうか。……恨みを世に残しやすいとか?
あとはやはり犯罪に巻き込まれるのは女性が多いからっていうのもあるのかな。
岡山議員の一件みたいに組織ぐるみで拉致監禁後殺害……みたいな流れだと仮に議員が男性だったとしても1人じゃ逃げきれなさそうですが。
主人公の母親、主人公の義理の母親となり愛海を大切にしている那津美さん、うらしま女、岡山議員……と“子供を守る(もしくは子のために恨みを晴らそうとする)母親”に関係する話が今回は多かったので、『母親』について描くために敢えて岡山議員は子持ちの既婚女性として設定されたのかもしれない?
でもそんな岡山議員が死亡するきっかけとなってしまった事件は『母親』に執着する頭のイカれた男によって引き起こされたというのがまたやるせない。


Dカードを読んだ感じ死印とNGはこのままキャラ続投で(合同で)続編が作れそうでしたね。
ぜひ作って欲しい……。
毎回キャラクターが主役~脇役まで非常に好みなので期待してしまいます。
第3弾が出たら多分また買ってしまうだろうな。

 

今回も面白かったです。

主人公が持つ「ブラッドメトリー」が、ただ彼がたまたま特殊技能を持っていたというだけの話で終わらず結末に繋がっていったシナリオも良かった。
トロフィーもコンプリート。
トロフィーの説明文で物騒なコメントしてるかくやがかわいい。笑

 

 

「NG」ボイスドラマ Extreme 怪団地

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