(作者: ゆきはな 様 / papermoon)
フリーゲーム、Rot im Waldを遊んでいました。
ゲーム紹介と感想です。
ゲームについて
童話「赤ずきん」を題材とした短編ホラーゲーム。
前半は探索パートとなっており、後半の真相パートで謎やストーリーが一気に解き明かされる仕様になっています。
セーブは前半の探索パートでのみ可能。
前半ではひたすら森の中を探索して記憶を集めていきます。
記憶(Memory)を全て集めることができたら真相パートへ。
ホラー要素……は、かなり薄め。
怖がりな方でも遊べそうですがゲーム紹介にも記載がある通り、暴力表現やカニバリズム表現、血表現がありますのでそのあたりが苦手な方は注意が必要です。
また、対象年齢は15歳以上推奨の作品です。
感想
あんまり言うと酷いネタバレになってしまいそうなので、話しすぎないようにちょっとだけ。
正直、前半パートを遊んでいた時は「あ~。……ふーん。なるほどそういう話かー」と分かった気になってしまっていたのですが、後半パートを読んでびっくり。
自分の予想していた話とはまるで違うダークな物語でした。
イラストが非常に美麗で、透明感のある美しい少女が主人公なのでその分なんともいえない後味の悪さも半端ない。
これはもう完全にネタバレだと思うので反転→【……それにしてもガブリエラちゃんの味方に女性はいなかったのかな……。街に同性のお友達でもいればちょっとは見える世界も違っていたんじゃないかと思うと切ない。もちろん全員が全員悪い男ばかりじゃないでしょうが、街の人たちのあの下心満載の接し方見てると仮に森でああならなかったとしても遅かれ早かれ誰かに何かされてしまいそうな気がしてしまいました。ああいう純真無垢でどこまでもいい子が悲しい目に遭う物語は、あまりにも切なくて悲しくて実はあまり得意ではないです。】