(作者: NUMBER7 様(六夏 様)/ NUMBER7)
夢もすがら花嵐 を遊んでいました。
ゲーム紹介と感想記事です。
ゲームについて
見知らぬ場所へ辿り着いた書生の「僕」。
「僕」に話しかけてきたのは、夢を喰らうと言われる「獏」を名乗る女の子でした。
「獏」によればどうやらここは「僕」の夢の中のよう。
和の雰囲気漂う夢の中をかわいい獏ちゃんと共に探索するゲームです。
主人公の「僕」はいくつかの謎を解いて、どこかおかしな、でも幻想的な夢の中をのんびりと探索していくことになります。
古き良き日本の情緒溢れる夢の中、「僕」が夢の終わりで見るものとは……。
プレイ時間目安は2時間程度とのことです。
ノーマルエンドとトゥルーエンドがあり、探索中の選択肢によってノーマルエンドの結末に少しだけ変化がある他、トゥルーエンドへ辿り着くには一度ノーマルエンドをクリアしている必要があります。
感想(※ネタバレあり)
※特にネタバレになりそうな部分は反転
もー語彙もなにもあったもんじゃない感想を呟いてしまうのですがとにかく全体的な雰囲気と絵柄が大好きすぎる……。
あまりにも綺麗で、別に泣くようなお話ではないはずなのに泣きながら遊んでしまっていました。BGMがまた、ぴったりで。
こういう線画にシンプルな色付けがされている絵っていいなー大好きだなーと思いながら作者様の他作品を覗いたら、あぁなるほど!こわいへやの作者様だったのですね。
ここで記事には出来ていないのですが以前「こわいへや」も遊ばせて頂いて感服した想い出があるので、抜群の雰囲気に納得でした。
イラストも文字のフォントも(文学作品のような縦書き表示も)言葉選びもBGMも、すべてが美しく粋で非常に素敵なゲームでした。
こういうゲームを遊ぶと心から「あぁ日本に産まれてよかった……!」と思います。
特に明治~大正を舞台にした物語が大好きなので、時代背景がそのくらい(かな?)なのも個人的にとても嬉しかったです。
セーブ&ロードやシナリオスキップを活用しつつノーマルエンドの結末違いとトゥルーエンドまでを遊びつくして3時間くらいでした。
あー楽しかった!
【生還した獏が「僕」と出会う日が来るといいなとちょっぴり期待します。多分お互いに覚えてはいないだろうけれど、なんとなく(どこかで会ったような……)とお互いに思いながら言葉を交わすようになればいいのにな】
【そして上から目線の偉そうな白狐様、罠で尻尾ちょん斬られて丸まって悪態吐いてたのめっちゃくちゃ萌えました。かわいすぎる。】