(作者: KNIT豆様 / peashooter)
フリーゲーム、FunkyStoryModeを遊んでいました。
ゲーム紹介と感想です。
ゲームについて
記憶喪失になってしまった『ヘンゼルとグレーテル』の登場人物、ヘンゼル。
この世界では童話や昔話の登場人物たちが何度も自分たちの物語を繰り返しているのですが、何故かここのところ各物語の中に“本来なかったはずの歪み”が生ずるようになってしまったそうです。
ヘンゼルが記憶を失くしたのも恐らくその歪み、すなわち“バグ”が起きているせいのようです。
ヘンゼルは皆の憩いの場となっている“カフェ”と物語の中を行き来しながら妹のグレーテルを探しに行くのですが……。
エンディング数は3つのようです。
序盤~中盤はキャラクターたちと会話をし、あちこちを行き来することがメイン。
終盤はいくつかの探索やミニゲームがあります。
感想(※ネタバレあり)
※特にネタバレになりそうなところは反転
1周目終了時点でプレイ時間は4時間半ほど。トゥルーエンドでした。
トゥルーエンド分岐条件らしいアイテムを手に入れたのが結構最初の方だったので、とりあえず今回はトゥルーエンドのみで終了しようかな。
トゥルーエンド直後に入ることのできたおまけ部屋も拝見して、最終的なプレイ時間は恐らく5時間ちょっとくらいでした。
立ち絵の種類がとても豊富な上、表情が良く変わります。手が込んでいてとってもかわいい。
みんな可愛かったけど特にお気に入りなのはグレーテル、かぐや姫、ディディエ、ユルゲンかな。
赤い靴はとても好きな童話なので嬉しかったです。
以下は終盤の……というか、物語のオチやラスボスについてのネタバレなので反転↓
【カレンちゃんがみんなに迷惑をかけていた理由は「恋(によってちょっと頭おかしくなってしまった)する若い女の子」の突発的な行動だった……というのは正直、最初こそ「ええー!?!?そんなことでみんなを巻き込んであんなことを?!!」と思いましたが、15歳……15歳かー……。そうかー……そのくらいの年齢なら仕方ないのかもしれない……(?)
あれだけ迷惑をかけたわりには結構みんなすんなり許していましたね。いや、別にいいんだけどヘンゼルなんて下手したら一生(?)記憶すっぽ抜けたままだった可能性あるんだからもう少しくらい怒ったってもよかったと思うよ……。
カレンちゃんがきちんと反省してるならいいんですが、あんまりそういう風に見えなかったのでちょっとクリア後にモヤモヤしてしまいました。カレンちゃんのことは別に嫌いなわけじゃないんですけどね。
『赤い靴』主人公の“カーレン”は七つの大罪で言う『傲慢』の罪を抱えていた少女だと思うので、そういう意味ではカレンちゃんのキャラ付けや一連の暴走は“赤い靴らしい”気もしますが。
そして終盤の鬼ごっこで笑ってしまいました。
それまであんなにシリアスだったのに!笑
裁縫の得意なオオカミさんにもお会いしたかったなー。
あまり関係ないですが、オリフィアちゃんとカレンちゃんの髪型がとても可愛くて好きです。
ああいうふわっとした髪型の二次元女子に弱い。】