積みゲー崩しと備忘録のようなもの

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デジモンサヴァイブ

 

 

記事へのスター、コメント、ありがとうございました!
いつも本当に励みになっております。

今年は梅雨明けが早すぎたため暑さが長く続きそうですが、曇り空の多い地方に住んでいるのでずっと晴天が続いている今夏は室内で外を見る分には夏らしくて嬉しいです🌻
今の時期の畑の緑が好きです。(消費しきれない家庭菜園の野菜を抱えながら)

さて、今回はデジモンサヴァイブを遊びました。
1周目(調和→激情→道義)を遊び、2周目(真実)を途中で挫折するまでの感想です。

 

一言感想:初デジモン。シリーズでもかなり異色なシナリオだったそうです。

 

 

あらすじ

課外キャンプへやってきた都会の子供たち6名と、地元で暮らす兄妹。
彼らはひょんなきっかけから不思議な祠を通り、見知らぬ世界へと迷い込んでしまった。

そこで不思議な生き物たちと出会った彼らは、その不思議な生き物……ケモノガミたちの助けを借りながら元の世界へ戻る方法を探すことになるのだが……。

ゲームについて

・日本語音声……日本のゲームです。
・日本語字幕……日本のゲームです。
・主人公……百束 タクマ
中学2年生の男子。パートナーはアグモン。

・仲間……共に異世界へ迷い込んでしまった子供たち。大人も1人だけ居ます。
・ゴア表現……レーティングはB。1周目では確定で死者が出てしまう上、選択肢によって分岐する世界線では更に犠牲者が出ます。
・クリア後について……1周目クリア後、真エンド(いわゆる真実ルート)への道が拓かれます。

1周クリアの目安は20~30時間くらいかなと思います。

感想(※この先ネタバレあり)

※この先はスクショも含めクリアした方向けのネタバレがあります!
プレイ予定の方、未クリアの方はご注意ください。

 

 

はじめに(文句が多め)

デジモンシリーズ初プレイです。
子供の頃にテレビアニメ(デジモンアドベンチャー、以下『初代』と表記)で観ていた子(アグモン)が目に入って気になったのでプレイ。

※冒頭でも書いた通り、真実ルート、クリアしていません。
真実ルートがつまらなかったというわけではなく、「全体的にちょっと合わないな……」と思いながらも調和→激情→道義ルートを辿った後、いざ真実ルートへ!と途中まで進めたところで体調を崩してバタバタしたり休んで迷惑をかけた間の仕事に追われたりしている間に「……なんか、もういいかな……」という気持ちになってしまいました。

子供の頃からとても好きなシリーズだったならともかく、すっかり大人になってしまってから手を出すシリーズではなかったのかもしれない。

子供向けゲームだろうとタカをくくっていたら思っていたよりかなりボリュームがありました。
(わたしの場合、真実ルートの途中までで、プレイ時間は67時間でした)


CEROは12歳以上対象なのでそこまで小さい子が遊ぶことを想定しているシナリオではないようですが、それにしたって暗いわギスギスするわ容赦なく死人が出るわで驚きました。
……しかし、かと言って決して大人向けという雰囲気でもなく……。
途中、あまりの暗さと不快さ(大体シュウジ氏のせい)にゲームを投げ出しそうになりました。
もうほんと、テイルズオブ〇アビスの序盤パーティ並に雰囲気の悪い会話が延々と続くの、ほぼ罰ゲームでしょ😵‍💫
ただ、デジモンはポケモンと同じくシリーズで続いてきている作品なので、詳しい方であれば「この子も登場するのか!」と感慨深いのでしょうね。
ほぼ初心者のわたしでさえ、初代アニメでメインキャラたちのパートナーとして登場した子たち(パルモンやパタモンやテントモンなど)を見る度に「あっ この子、見たことある!」とテンションが上がりましたもん。

やたらとギスギスしていた1周目のシナリオもそうなのですが、戦闘システムも合わなかったです。
途中からオート機能があることに気づき、それ以降ほぼ全てのバトルを別作業しながらオートで済ませていました。

良かったところ

・BGM

物語の鍵となるミユキの歌のアレンジがあちこちで使われており、あの少し切なげなメロディはとても気に入りました。

・キャラクターのイラスト

いかにもJRPGだな~と感じるキャラクターデザインでした。
絵柄が可愛くて、幅広い世代に受け入れられそうなイメージ。
立ち絵も可愛かったですが、教室に子供たち+パートナーデジモンが居るメインビジュアルの雰囲気が特に好きです。

・キャラクターの声(CV)

声優さんに疎いせいで、ほとんど存じ上げない声優さんばかりだったのですが、どのキャラクターもイラストから受けるイメージにぴったりな声&喋り方でした。
ひょっとしたら、デジモンシリーズ玄人だと良く知っている声が多いのかな。
中でも特に、アグモン・ミノル・シャコモン・リョウ・ミウの声が好きです。

・ひたむきなパートナーデジモンたち

人間たちを信じて真っ直ぐついてきてくれるパートナーデジモンたちがみんなとても可愛くて良かったです。
人間の言葉が通じるデジモンたちは、言葉でコミュニケーションが取れるところがまた良いですね(クネモンは喋れませんが……)。

・周回プレイが遊びやすくなる仕様

育成したデジモンたちのレベルが引き継げるところが非常にありがたかったです。
ロップモンと和解するまでのシュウジの不快な言動を飛ばせるスキップ機能も嬉しかった……のですが、真実ルートで共通ルートと被っている部分が何故か未読扱いでスキップできなかったのは少し残念でした。

キャラクターについて

子供向け(?)ゲームのパーティにしては癖が強すぎる……ある意味、『等身大の人間の子供』として忠実に描かれすぎていた仲間たち+パートナーデジモン+‪αへの感想です。
※ネタバレ注意。
※主観が入っています。
 あまり褒めてないキャラもいます。
 あくまでわたし個人の感想であり、同意を求めるものではありません。

参考までに:推しはタクマ・リョウ・サキです。

 

百束 タクマ

主人公。都会の学校の中学2年生。
課外キャンプに参加。
ミノル、サキとは同じ学校。
CV……天﨑滉平

この雰囲気で一人称が『僕』なの、とても好きです。
初代主人公の太一くんといい、デジモンの主人公は謎ゴーグル付けてるのがお決まりなの?……と冗談でメモしていたら、どうやら本当にそうらしくてちょっと笑いました。
かなり王道な『主人公らしい主人公』であり、不快な言動も無ければ余計なこともやらない、みんなに慕われればその信頼にきちんと答えられるタイプ。
好きな主人公でした。
ダン〇ンロンパといい、トンチキパーティにまともな主人公が居るのは安心します。
アグモンのことを最初から最後まで信じ続ける姿勢も好感が持てて良かったです。

 

アグモン
タクマのパートナーデジモン。
CV……坂本千夏

パートナーデジモンは全員例外なく可愛かったですが、アグモンの可愛さはその中でも抜きん出ていました。
見た目も声も性格もひたすらにかわいい。
初代の記憶がほとんどないわたしでもアグモンへの印象は強く、ポケ〇ン=ピ〇チュウのように、わたしの中ではデジモン=アグモンという構図が出来上がってしまっているため、ゲーム内で実際に会えた瞬間から「好き!!」と感じる存在でした。
特に、1周目で遊園地の小さい子たちを引き取った際、1匹で子育てに奮闘しながら「ぼくだけじゃだめだ!タクマどこ〜!💦」と叫んでいるところがめちゃくちゃ可愛かったので、真実ルートではこのアグモンが見られなかったのが少し残念でした。

 

日向 ミノル

都会の学校の中学2年生。
課外キャンプに参加。
タクマ、サキとは同じ学校。
CV……阿部敦

タクマとは元々仲が良かった訳ではなく、このキャンプで話すようになった間柄のようです。
母子家庭育ちで、母親はいつも忙しくしておりあまり甘えたりはできていない様子。
ヒーローに憧れる少年であり、チームのムードメーカーでもあります。
好きな顔と声だったので第一印象はかなり良かったです。
……が、あまりにも空気の読めていない発言が多く(特に序盤のリョウ関係)、少しずつ株を落としていき……6章はちょっともう擁護できないレベルで酷かったですね。
それでも全体的には好き寄りです。
でも6章のミノル、テメーはダメだ。(何度も言うな)
調和ルートでは、この6章目について後からファルコモンに蒸し返されてて爆笑しました。
ファルコモンはミノルと違って優等生すぎて心配だったので、意外と執念深いファルコモンの顔が覗けて少し安心しました。
ミノルはすぐ調子に乗るからもっと言ってやって。

 

ファルコモン
ミノルのパートナーデジモン。
CV……宮崎寛務

冷静沈着で博識。
6章ではミノルと大喧嘩し、どうなることかと思いましたが元鞘に収まって一安心しました。
とてもカッコイイ子なんですが、なぜかオートの「全力で行こう」で戦闘をすると一切戦闘せず逃げ惑う(敵からどんどん遠ざかる)AIになっていて困惑🥺
発売から何年も経ってるから、きっとバグじゃなく仕様なんですよね、これ……。
なんでそんな卑怯ムーブAIなんだ……。

 

渋谷 アオイ

タクマやミノルとは違う学校の中学3年生。
見るからに優等生であり、見た目通りの委員長さん。
ホラーが苦手で、心優しく真面目。
CV……本渡楓

とても良い子なのですが、実は個人的にあまり印象が良くありません。
激情ルートのせい。

そして、自分に自信が無いわりにほとんどのルートで感情の起伏が激しめで少し怖かったです……。
ただ、「みんなのお母さん」と頼られて喜べる性格だった事には安堵しました。
普通の中3なら、毎日これだけの人数の食事を作りその他の家事を担うような役目をひとり押し付けられたら絶対病んでいると思うので……。
(「本当はこんなことやりたくないけど、みんなが頼って来るから仕方なくやっている」という心の闇が見えた激情ルートを見た後だと、「えっアオイさん本当に大丈夫!?無理してない!?」という気持ちにもなります。中3の女の子ひとりに対する負担が大きすぎる……)

 

ラブラモン
アオイのパートナーデジモン。
CV……藤井ゆきよ

自信を無くしがちなアオイをひたすら肯定し、励まし、引っ張っていく忠犬っぷりを見せてくれました。
わんちゃんっぽくてかわいい。

 

加山 シュウジ

キャンプの引率。
アオイの学校のOBである高校1年生。
CV……広瀬裕也

初代アニメにも居ましたよね、最年長の真面目な男の子が。
丈くんでしたっけ?
シュウジは……ひょっとしてあの子のオマージュ的な存在なのでしょうか。

敵に囲まれて転んだサキを一人置いて我先に逃げてくる最年長というところで、早くもドン引き。
冷静に考えればシュウジだってまだ高1の子供だからな……と今では思えるのですが、「最年長だから僕がリーダーだ!」と偉そうに言っていたわりにそんな調子だったので「マジかよこいつ……」の気持ちが強くなってしまいました。
シュウジのパートナーが見た目も性格もめちゃくちゃかわいいロップモンということもあり、ロップモンを精神的にも身体的にも虐待するシュウジがモラハラクソ野郎にしか見えず、1周目はずっと不快でした。
ドラクモンみたいに言い返せる子がパートナーだったらまた違ったでしょうけど……。
暗黒進化したロップモンに食べられてしまっても、同情するどころか「よくやったぞロップモン!それくらいやっても許されるよ!!」とさえ思いました。
2周目の真実ルートにて、ロップモンを虐待するシュウジに対してリョウが飛び蹴りをかましに来たおかげでシュウジは目を覚ましました。
(……というかここのシーン、どうして逆に1周目では誰もシュウジを止めに来なかったんだよ……という気持ちになりました。カイトあたりがその役目を担っても良い距離(物理)だったはずなのに)
6章のミノルにはムカつくけれど、偉そうに「デジモンとの絆」を説くシュウジに向かって「……シュウジさんだって少し前までロップモンをいじめてたくせに」と言い放ったところだけは評価しています。

 

ロップモン

シュウジのパートナーデジモン
CV……大空直美

見た目も声もとてもかわいい子。
それゆえに、シュウジとの関係に悩んで塞ぎ込む様子が可哀想で見ていられませんでした。
「ボクがシュウジを守るよ!」と言えば「お前みたいな弱虫にそんなこと出来るわけないだろう」と一蹴される関係。ひどすぎる。
「アグモンはタクマと仲良しでいいな……」「どうして、(みんなパートナーと仲が良いのに)ボクだけ嫌われているの?」と落ち込み、悩み、時にはシュウジに着いてこないように言われて一人トイレの中に居たこともありました。
2周目ではシュウジと良い関係を築くことが出来たようですが、正直ロップモンはもう少しシュウジに苦言を呈しても良かったのになと思っています。
無条件で全て許す必要はなかったのに。

ロップモンは進化形態も全てウサギで可愛かったですね。
……ケルビモンの姿を見ていると何故か『君の○的はボクを殺すこと』の魔神を思い出します。

 

富永 リョウ

タクマとは違う学校の中学3年生。
態度の悪い一匹狼。
CV……阿座上洋平
ただの不良キャラだったら多分何の興味も湧かなかったと思うのですが、わたしは性癖が歪んでいるので、リョウが臆病かつ不安定かつ自己肯定感の低いキャラであると分かった時から最推しになってしまいました。
そのせいもあり、1周目は彼が確定死を迎える立場(しかも早々に)だという事を知って絶望。
……でも、もしもリョウに興味が無かったら恐らくわたしはデジモンサヴァイブを60時間以上も遊んでみようとは思わなかったと思うので、ある意味それで良かったのかもしれません。
リョウがこういうツンツンした性格になってしまったのは最愛の母との別れが大きな理由を占めているのだろうなと容易に察することが出来るため、見ていて悲しくもあります。
根っこはとても純粋で優しい子なので、どうか幸せになってほしいです。
2周目で無事生存した彼から色々話を聞くと、実はとても面倒見が良い上に家事も一通りできる事が明らかになりました。
終盤は良く笑ってくれるようになってとても可愛かったです。
あの笑顔を永遠に守りたい。

 

クネモン
リョウのパートナーデジモン。
CV……新井良平

リョウに献身的に尽くす、イモムシ型デジモン。
未知の存在に対する恐怖心からクネモンを遠ざけるリョウに対し、少し離れたところで様子を窺う姿が健気でした。
1周目ではリョウが確定で死亡してしまうため、共に消えてしまう存在でした。
クネモンが居なくなった後、ファルコモンから「クネモンがリョウのために一生懸命装備品を作っていた」という話を聞いた時は泣きそうになりました。クネモン……。

2周目、リョウ生存ルートでは、リョウに体当たりして彼の目を覚まさせていたのが面白くて良かったです。
クネモン、大人しいだけじゃなく意外と気の強い所があるんですね。
喋る事が出来ないクネモンですが、リョウとはしっかり意思疎通が出来ているところが好きです。


君島 サキ

タクマやミノルと同じ学校。中学1年生。
とても可愛く、学校の有名人らしい。
明るく元気で天真爛漫な性格。
CV……髙橋ミナミ

最初に挟まれた謎アニメではどこか不機嫌ギャルっぽいイメージだったので実はあまり第一印象が良くなかったのですが、深く知っていくほど好きになったキャラクターです。
とても心優しくて気遣い上手。
他人の事を良くわかっていて、さりげなく周囲をサポートする姿を見せてくれました。
少し素直すぎる一面もあるので、5章でシュウジに対して「シュウジさんのせいで空気悪くなってる」的な発言を『わざと聞こえるように』言うあたりは「うわ……サキちゃん、女の嫌な部分出ちゃってるよ……」と思いましたが。
文句自体は正論ではあるけれど、相手に聞こえるように言うのは良くない。
まして中1が高1に。

病気のこともあって何よりも死を恐れていたであろうサキが死亡してしまう激情ルートでは、みんなを守るために自らアオイの手を離すという悲しい展開が描かれました。
ここがデジモンサヴァイヴで唯一ウルっときてしまった場面でした。

 

フローラモン
サキのパートナーデジモン。
CV……下地紫野

他のパートナーデジモンたちとは違い、かなりパートナーであるサキに近い性格のパートナーデジモンだと感じました。
実際、2人も「なんだか自分と話しているみたい」とお互いの事を認識していたようです。
「みんなサキの事が大好きだし、私もサキが大好きよ!」と、フローラモンが事あるごとに全力でサキに伝えていく姿勢がとっても良かったです。
あ、でも進化先のベジーモンの見た目が怖すぎる。
そしてベジーモンはウンチ投げという最悪な技を習得しました。
╰( ^o^)╮-。・*・:≡💩
これにはさすがにサキも思うところあったようで、その後の進化イベントにて「今度こそ、綺麗な姿に進化しますように……!!」と祈っていて笑ってしまいました。
それから、進化先のブロッサモン(だったかな?)の時、自分のターンで「出番が来たんだねぇ~」という台詞を喋るのですが、この喋り方がなんとなく可愛くてツボでした。

 

東雲 カイト

ミウの兄。中学2年生。
タクマたちが課外キャンプにやって来た土地で暮らしている。
CV……高梨謙吾
素直に褒めると素直に照れるところ、可愛かったです。
感情の起伏が激しく暴力的で、個人的にはかなり苦手寄りなキャラクターですが、人気がありそうなキャラですよね。イケメンだし。
カイトとミウは初代アニメに居たヤマト・タケル兄弟のオマージュ的な存在なのかなと思っています。
ミウを大事にしている事は伝わるものの、そこ関係であまりに感情的になりすぎる、口より先に手が出るところがわたしは怖すぎてダメでした……。
(わたしがもし図書室のネヴァ○スタの辻村に庇護欲が湧くタイプだったなら、多分カイトの事も好きになれたんじゃないかな……)
ミウを馬鹿にした子供(小学生?)を殴って黙らせる描写が特に怖かったです。
警察呼ばれてもおかしくないよ。
……そんな最愛の妹を喪ってしまった調和ルートでは、自分が勝手に動いてミウを危険に晒したことを棚に上げて全ての責任をタクマたちに擦り付けた挙句に敵側に回り、大いに失望させてくれました。
ただ、あのルートで「ミウの事はもう折り合いをつけて前に進もう」「カイトも、もうミウのことは気にするな」と周囲がどれだけ励ましたところで、そんなことは絶対に無理だろうということは分かりますしカイトの精神がもう元に戻る事は無かっただろうことも分かります。
だって、ミウは何よりも溺愛してきた大切な妹ですもんね。
ミウを喪った時点で、カイトの世界は閉じてしまったんだろうなと思います。悲しい事だけど。

ドラグモン

カイトのパートナーデジモン。
CV……根本幸多
なんていうか……とても精神面が大人な子でした。
乱暴なカイトのパートナーが、この子でよかったなと思います。
きちんとカイトに向き合って、時には励まして、時には窘めて。
カイトは認めないでしょうが、カイトの兄貴分のような存在でした。
あとドラグモンの声がとても良かったです。

 

東雲 ミウ

カイトの妹。小学生。
タクマたちが課外キャンプにやって来た土地で暮らしている。
CV……和多田美咲
とてもどうでもいいことなんですが、わたしが西日本住みだからかミウちゃんの「ウチ」のイントネーションが一人称っぽくなくて聞くたびにモヤモヤします……(本当にどうでもいい)。

ミウも第一印象はかなり悪めでしたが、徐々に株を上げました。
(遊園地で初めてまともに会話した辺りのプレイメモ抜粋↓

ミウのわがまま、リアルだな〜。
目の前で シャ○クス……腕が!! ぐらいのことが起こらないと反省できないのだろうか。
でも、言っても小5〜小6くらいだろうに、ここまで聞き分けないもの?)

仲間に加わってからは、子供らしく無邪気な一面も見られて可愛かったです。
かなりライトに描かれているものの、抱えているトラウマがかなり重めだと感じました。
カイトに似て目つきが悪いところ、かわいいです。
カイトに対して自分は色々と暴言を吐きつつ、他の誰かが少しでもカイトのことを悪く言うと「お兄ちゃんのこと悪く言わないで」と言う姿には……いや~ もう兄妹揃ってめんどくせえなぁ😅 と思いました。(ごめん)

 

シャコモン

ミウのパートナーデジモン。
CV……髙野麻美

とても良い子でした。かなり好きです。
ミウのお姉ちゃんポジションで、ミウを優しく励ましながら一緒に成長していく姿が良かったです。
カイトのことをミウと同じくお兄ちゃんと呼ぶところもかわいい。
喋り方もかわいい。
リョウとクネモンのように、パートナーであれば喋れなくても意思疎通できるのだと思っていたらマリンエンジェモンになったシャコモンとミウはコミュニケーションが取れなくなったようで、設定ブレブレだな……と思いました。

 

教授

ケモノガミについて研究している教授。
タクマたちと同じ頃、異世界へ迷い込んだ。
CV……山路和弘

初めて会った瞬間に「この教授、絶対プロローグの少年だろ!」と確信しました。
瞳の色や血液型が同じだったので……。

教授はきちんとした人で嬉しかったです。
精神不安定すぎる子供たちのそばに居てくれると安心する存在でした。
子供の頃のガルルモンとの絆が、大人になってもしっかり残っていた展開には感動しました。
なんなら教授が人型キャラクターの中で一番かわいかった。

ミユキハル

タクマたちが異世界で出会う姉弟。
姉のミユキは感情に乏しく、会話のほとんどをハルが代わりに担う。

ミユキとハル(レナモン)周りは特にご都合主義展開が多かったですね。
失った時間が長すぎるせいで、これからハル(教授)とミユキが共に過ごせる時間も限られてきてしまいますが、2人とも幸せになってくれたらいいな。
……仕方ない事なのですが、初老に片足突っ込みかけている教授が見た目年齢小学生くらいのミユキのことを「姉さん」と外で呼んでいるところを目撃されたら あらぬ疑いをかけられてしまいそうで心配になります。

 

ガルルモン

初代ではヤマトのパートナーデジモンでしたね。
今作のガルルモンは良質なツンデレで、とても良かったです。
パーティに加入してくれるルートでは、ガブモン時の台詞「一生懸命やってみる!」があまりにも可愛くてお気に入りです。何度も聴きたい。

 

レナモン

この子はビジュアルがなんとなくポ○モンっぽいなと思いました。
終盤で仲間になってくれるルートもありましたが、レナモンにはあまり感情移入できなかったです。

 

アルケニモン

かなり好きな悪役でした。
声と喋り方、好きです。

 

ストーリー中のプレイメモ

遊んでいた当時のプレイメモを整理しつつ、一部箇条書きで抜粋します。

 

・地震が頻発し、行く予定の場所の近くで落石事故が起きているというニュースの中で子供を守るべき立場の大人がこの課外キャンプを中止しないのか……。
現実世界だったら大問題ですよね。

・メインテーマになっているBGM、印象に残りますね。
途中でピアノアレンジのメロディが流れたりもするし。

・骨付き肉詰め合わせを拾いました。……トイレで。
食べたくないよお😭

・初代アニメのパートナーデジモンたちがストーリーにどんどん出てくるの、アニメの記憶がほとんどなくても嬉しいなあ。
熱心なシリーズファンならきっととても嬉しいでしょうね。

・リョウがやばそう

子供にはどうすることも出来ないな

・3章でゲームへのモチベーションがどん底に。
※最推しだったリョウが死んでしまったせいです。

・5章、嫌な感じだなあ。
シュウジはもちろん、他の子達からのシュウジへの態度も……なんていうか、『子供のリアル』って感じで胃が痛いです。
雰囲気が悪すぎる。
「一人(シュウジとロップモン)欠けるくらいならなんとかなるけど、アオイさんとラブラモンも欠けるのは困る」ってそれ、「シュウジとロップモンは役立たずだから要らない」って言ってるのと同じでは……。

・サキは何の病気なんでしょうね……。
「先生、キャンプが終わるまで……」って独り言とか、「人が死ぬのってあっけないんだな」と呟いたりとかするのを見るに、生存率があまり高くない病気なんでしょうか。
もしくは手術が難しいとか?

・リョウが死んだことを知り、「ウチがあの祠にみんなを連れていったせいだって、恨まれてないかな……」と気にしているミウ。
そりゃ怖いよね……多分わたしでも怖くなるよ。

・これだけ文章量があるのに、誤字脱字がほとんど無いのは凄いなと思います。

・ミユキ、正気に戻ってからも思ったよりおとなしい喋り方をする子でしたね。
プロローグの時点では、ミユキはもう少し勝ち気そうな子かと思っていました。

・現実世界での戦いの時、野次馬がやんややんや言いながら写真まで撮り始めたのには普通に腹が立ってしまいました。

お前らうるせー!すっこんでろ!!!

・まずバッドエンドを最初に回収しました。
母さんの元に帰りたいタクマ。
そりゃそうよね。タクマだってまだ中2ですもん。
バッドエンドのタクマ、アグモンを使役しているところをSNSで拡散されたせいでみんなから距離を置かれてるの、現代の闇って感じでとても嫌でした。
タクマももしかして母子家庭なのかな。
大人になりきれなかった子供……的なバッドエンド。
…………いや、何度も言うけどタクマたちはまだ中2だよ!??
そりゃそうだろ!!!!
どこのエヴァ〇ゲリオンだよ!
こんなのってないよ!!

調和ルート
東雲兄妹にフォーカスされる回。
異性関係のトラウマというのは察してたけど、逮捕されるほどのストーカーってヤバ。
逮捕ってことはかなり歳上でしょうね……。(同年代なら小学生だから逮捕はされないだろうし)

・サキとアオイの仲良し感はとてもかわいいですね。

・カイトがミウを喪ってしまったら、そりゃあ我を失うだろうな……。
でも、このルートのカイトの責任転嫁と暴力性は嫌いです。
しかし、残った子供たちはそんなカイトのことを誰も悪く言っていませんでした。反省。
心に余裕のない大人ですまない。

・カイトの選択

ドラクモン……最期まで健気すぎる。

・最後に少しだけ正気を取り戻したカイトと教授が死んでしまいました……。

・ふたつの世界が融合。
アグモンたちもタクマと共に人間世界へ。

・デジモンたちの世界と融合した新しい人間世界では、デジモンたちと絆を繋いでいる人への差別感情が生まれたらしいです。アホらし。
人間ってやっぱしょうもねえなあと思ってしまうようなビターエンドでした。
でも、1年後もサキが元気で良かったです。

・1周目、調和ルートクリア時点でプレイ時間は20時間でした。

・分岐時点のセーブデータをロードして、激情ルートへ。
今までのパターン上、追憶が始まるとその子が犠牲になるんですよね……。
サキ、第一印象は微妙だったけど、今は推しのうちの一人なので、今回はサキが死んじゃうのか…………と物語が始まる前から憂鬱。

・遊園地パートのアオイ、調和ルートよりも少し冷静で安心。
アオイの怒鳴り声苦手なんですよね……。
でも、ファルコモンの発言にまで噛み付くアオイ、ピリピリしていて不穏な感じです。

・サキの死、今まで見た中で1番つらかったです。
かなり好きなキャラになっていたので。

・このルートのカイトかっこいいな。

・共に過ごす親友となっていた絆が、サキを喪ったアオイの精神を蝕んでしまいました。

・他人に責任転嫁して自分を守ろうとしたカイトと、サキを喪ったのは自分のせいだと過剰なほど自分を責めすぎてしまうアオイ。
この2人は対として描かれているのでしょうか。

アオイちゃんどうした~!?

アオイの脳内で、突然の人類補完計画が始動してしまいました。
こんな壊れ方するキャラ、初めて見たので困惑しました。
宗教団体を作る人って始まりはこんな感じの思考回路なのかな。
子供向けのゲームでこんなことやって大丈夫なのでしょうか。

・ひえ 闇堕ちアオイさん(プルートモン) こわい

・教授ご飯タイム
味付けに重大なミスしてしまう教授、かわいすぎますね。

・全然笑うところじゃないのに、アオイさん(プルートモン)渾身の「私は、救世主になるわ!」で声を上げて笑ってしまいました。
夜神月?

・さらばアオイ……じゃねーよwwww

トロフィーで笑わせにくるのやめて😂

・教授がデジモン世界に残る決意をしたのは切なかったです。
助けられななった姉とレナモン、そしてガルルモンの痕跡を辿るために、って、教授がそんな罪と罰を背負う必要は絶対にないと思うのに……。
→普通に携帯電話で連絡取れるみたいです。なら良かった。

・激情ルートのエピローグ、警官が子供に暴力ふるってて怖すぎました。
治安が終わってる洋ゲーのプロローグかよ。

・そしてカイトの暴力性も全然変わってなくて笑うしかなかったです。
あなたは何も反省していないのね……。

・うーん……ゲーム開始時点でメンタル終わってたリョウや、デジモンに虐待してたシュウジはともかく、アオイさんとカイトをこんな扱いにする必要は無かったのでは……。
キャラへの心証が悪くなるエピソードだらけで困惑してしまいます。

・J-RPGのオリジナル曲っていいですよね。

道義ルート

遊園地、みんな生存出来ると思いきやジジモンが死んでしまってとても悲しかったです……。
ここでもしミノルがタクマを庇って犠牲になってたら、多分タクマは立ち直れなかっただろうから犠牲者がジジモンになったのかな……。
それにしたってジジモンの件はあっさりすぎてジジモンがかわいそう。

・別ルートで亡くなったり、我を失ったりしてしまった組が小さいデジモンたちの面倒を見ててとても良かったです。

最後にこのルート残してよかった。

・タクマと写真を撮りたいアグモン

「かわいいッ……!」って声出た

他ルートでは気狂いと化してしまうカイトとアオイがまともにみんなを引っ張ってくれる道義ルート、いい!!とても!
ギスギスしてないだけでめちゃくちゃ楽しい!

・ガルルモンがみんなを助けに来ました!
他ルートでのガルルモン、人知れずピエモンの残党たちと戦って死んじゃってたのかな……。
なんて気高いツンデレなんだ😭

・ピノッキモン、めっちゃ声かわいい。

・教授とガルルモンの再会は非常に熱かったです。
大人でもデジモンと絆を紡げるって、いいなあ。
ガブモンに戻った瞬間、教授に対してのガブモンの語りかけがめちゃくちゃ優しい声になってて泣きそうでした。
ほんとに、また会えて良かったね。

・教授、60過ぎなの!?
じゃあ50年前は10歳過ぎてたってことですか?
その割にはみんなあの頃のハルのこと、かなり小さい子扱いしてましたよね……?
誰かがハルのこと『幼児』とさえ呼んでいたような。

・教授とミユキの関係性、尊い。
東雲兄妹のような歪んだ関係ではなく、安心して見ていられます。

・道義ルート、ほぼほぼハッピーエンドでしたね。
今までチラ出しされていたみんなのトラウマもこのルートで回収してくれます。
リョウとシュウジが死んだままでも別にいいや、2周目なんてやりたくないや という人向けのルートなのかもしれませんね。
……ここの心の影との対話、めちゃくちゃ見覚えあるよなと思ったけど、あれだ。
ペル〇ナ4だわ。

心の影(?)を困惑させるミノル。ミノルのこういうところ好きだよ。

・このルートではデジモンと別れるんですね!
これは予想外でした。
タクマ「さよならアグモン!」
アグモン「さよなら、みんな!さよなら、タクマ!」
↑これを見ながら「……なんか打ち切り漫画みたいだな……」と独り言を呟いて、1人でツボに入って笑ってしまいました。

・ゲーム開始画面のイラスト大好き。
BGM効果もあってかなり切ない雰囲気のイラストと捉えていましたが、ゲームを終えてからこの絵を見るとじんわり心が温かくなります。

この絵のアオイさん特にかわいいよね。

・推しが生き残る未来を見たかったので2周目、真実ルートを開始。
つまりリョウが居なかったらやってなかったです。
1周目の印象の時点ではシュウジさんのこと心底どうでもよかったですもん……。

生存組でアオイだけ親愛度が70以上にならなかったので、2周目はアオイとリョウとシュウジの親愛度を重点的に上げていく予定です。

・リョウを助けて!!と他の子たちに必死に頼みに行くクネモンが健気で、2周目もグッときます……。

・(2周目プレイヤーのいたずらによりアホと化したタクマ、間抜けにゴンドラで捕まる)


(あんな怪しい女性を信じるわけないだろ!)

・生き残ったリョウとミノルのやり取りいいですね。

意外とこういう奴らは腐れ縁的に仲良くなるかも。

今までボロクソに貶していたくせに、急にロップモンのことベタ褒めしててちょっと怖いぞ2周目シュウジ!
DV魔ってこういう奴多いよな!
DV野郎の印象を覆せるように頑張ってくれよな!

・どれだけ進化してもかわいいロップモンすげ~。
フローラモンにそのポテンシャル分けてあげて……。 三💩

・シュウジが生きていても「こいつら(ファルコモンたち)を信じて大丈夫なのか?」と揉め始める6章、なんなの〜😂?!
6章のミノル!!お前はほんとに何がしたいんだよいい加減にしろよ!
この世界線で不要なギスギスを招く意図が分からないよ!

・真実ルートでは四聖獣を探すことになりました。
リョウが、強がらずに怖いことはきちんと怖いと吐露しつつも前を向くようになってくれて嬉しい。

・ガルルモン

良質なツンデレすぎて可愛い

・真実ルートは、仲間に加入したガルルモンが何の説明もなくガブモンになってました。
道義ルートも通ったから分かるけど、他ルート通った上でろくにデジモン知らない状態だったら戸惑わないかな。

恋する乙女か?

・真実ルートでついに主の正体がわかりました。
姉に生贄に捧げられた少年、ハルチカ。

・ミノルから「ファルコモンは”タクマと同じくらい”いい相棒だ!」と言われて怒ったファルコモンがとても可愛かった。

冷静沈着に見えて意外と嫉妬深い、かわいいヤツ。

 

↑ このあたりで挫折。
未クリアなのに感想文が1万3千字もあって驚いています。
エンディングまであと数章でしたね……惜しかった。

 

では、今回はここまで。