前回ダンガンロンパをクリアした勢いのまま、スーパーダンガンロンパ2をプレイ→クリアしました。
本編を終えての感想です。
ゲームについて
前作と同じく、希望ヶ峰学園の生徒たちによるコロシアイ学園南国生活を描いたハイスピード推理アクション。
前作の登場キャラは78期生、今作は77期生ということでキャラクターはほぼ一新されていますが、前作のコロシアイ学園生活や黒幕について言及されるシーンもあるので絶対に初代から遊んだほうが良いです。
(※以下はPS4版の1・2Reloadプロモーションムービーですがわたしが遊んだのは前回同様Vita版です)
あらすじ
主人公の日向創は『超高校級』と呼ばれる生徒だけが入学できる希望ヶ峰学園の新入生として入学式当日を迎え、期待に胸を膨らませていた。
ところが、始まったのは希望ヶ峰学園での生活ではなく、見知らぬ15人のクラスメイトと共に行く南の島での修学旅行。
みんなと仲良く平和に島で暮らし、絆を深める事が修学旅行の目的であると語る謎のヌイグルミ(?)ウサミの言葉を信用しきれないまま渋々修学旅行を満喫しようとした日向だったが……。
平和な修学旅行は突然現れた別のヌイグルミ(?) モノクマによって乗っ取られ、「島から脱出したければコロシアイをしてもらう」と告げられる。
※この先、初代ダンガンロンパ(以下、『無印』と表記)&本編の重大なネタバレが多く含まれます。
ゲームの性質上、未プレイの方がネタバレをご覧になると楽しみが著しく損なわれますので閲覧の際はご注意ください。
感想の前に
恥ずかしいことは先に白状しておこうという精神で最初に書いておかないといけないことがあります。
「先にダンガンロンパ3のアニメを観ています」……と前回記事で自信満々に書いちゃったのですが、当時はどうやらあまり真面目に視聴していなかったらしく様々な解釈違い&記憶違いをしていました。
〜『スーパーダンガンロンパ2』発売当時にバンバン流れてきていたFAや『3』アニメ流し見での記憶からわたしが勝手に想像していたスーパーダンガンロンパ2開始前の予想 〜
・超高校級のゲーマーの子(七海千秋)だけが例の人類史上最大最悪の絶望的事件で死亡しており、今回のコロシアイ南国生活はそのゲーマーの子が生前に作ったゲーム。
・狛枝凪斗は苗木誠を元にして作られたNPC。
・なんか髪の長いラスボスっぽい人(※カムクライズル)は狛枝凪斗が進化した姿。
・太っちゃった十神白夜もNPC。
・主人公たちは色々あって南国世界で殺しあっちゃうけどここは仮想世界であるという真実を思い出しゲームから脱出。
・脱出後は死んでしまった子達も全員生きていて、「七海のおかげで絆を取り戻すことが出来たな……!」END
……結果、世界が仮想現実だったところくらいしか合ってなかったです!
は、恥ずかしい……!!
わ、わたし数年間ずっとこんな勝手な妄想を抱いて2の結末を察した気でいたんだ……恥ずかしい!!(2度目)
キャラクターについて
人気のあるゲームなだけあって「あ〜、見たことある」というキャラクターも多かったですが、ちゃんと自分で関わるのは今回が初めてでした。
始めたばかりの頃はキャラクターの濃さに正直若干引き気味でしたが、ストーリーを進めたり通信簿を埋めたりしていくうちにみんな大好きになりました。
中でも特に好きなのは日向、九頭龍、ソニアかな。
現時点で通信簿がすべて埋まっている子が田中くんだけなので、通信簿イベントも終えたらまた印象が変わる子もいるかもしれません。
今作、初っ端の花村くんもそうですし、他にも家族や親の話をしてくれる子が居たことから「そういえばこの子達は皆高校生であり人の子である」ということを思い出してちょっと憂鬱にもなりました……。
日向創
真実はいつもひとつ!
再序盤の頃「結構リアリストっぽいし、心の中で他の生徒たちに毒づくような場面もあるし、良い意味で人間らしい子だな」……と思ったのを覚えています。
オカヤドカリが配られる小学校に通っていたそうです。
いやどんな小学校だよ。
ダンガンロンパ再プレイからすぐに遊び始めた事もあり、新しい主人公に馴染めるかどうか少し心配でしたが、話が進めば進むほど好きになっていく主人公でした。
苗木くんほどお人好しっぽくはないのにどこか纏う空気に隙が見えるところも好きです。
ところで、わりと最低なことを言ってしまうのですが普段の日向くんは結構口調が男の子らしいので、学級裁判の時の怯えた顔にはちょっぴり、こう……グッときます。
これはひょっとしてギャップ萌えってやつかな?
ウサミ(モノミ)
このウサギ……タラちゃんの声がする。
殺伐とした世界観に無理矢理なギャグ展開が!!!……と差し挟まれるザンキ∞ゼロのショウ&ミライの掛け合いがとても好きだったので、今回モノクマと気軽に漫才やれるキャラ(モノミ)が出てきたのは嬉しかったです。
思えばモノミは最初からずっとみんなの味方でいてくれようと頑張っていましたが、結局最後まで邪険に扱われていて可哀想でした。
あの状況では疑心暗鬼になってしまうみんなの気持ちも痛いほどわかるので、あまり色々言えないのですけれどね。
モノクマ
大山さんの声で喋ってくれるモノクマにはやっぱり癒されてしまいます……。
エンドロール後の「オマエラ、今まで応援ありがとう!」でちょっと涙ぐんでしまいました。重症です。
十神白夜
恵まれた容姿を手放して若干人間としてまともになった感のある十神白夜。
でも無印の頃の十神くんなら絶対に自分がこんな容姿になることを良しとするはずがないので、この十神白夜こそ絶対にゲーム内NPCか何かだと思っていました。
なんで人間性がちょっとまともになって「ついて行きたい男」に成長した途端に即退場しちゃうんだよ……こんなの絶対おかしいよ……。
………と思っていたらそもそもまったくの別人でした。
自分の発言に最後まで責任を持つために自分を犠牲にした彼、かっこよかったと思います。
弐大猫丸
この見た目でマネージャー!?
いやいやもったいない、選手やれよ!
……と思ったら日向くんがツッコんでくれました。笑
さくらちゃんを初めて見た時も思ったけれど、出る作品間違えてらっしゃらない?大丈夫?
……同じ女でもわたしの場合巨乳女子キャラの胸にはどうしても目がいってしまいがちなんですが、この人は……あの……股間が……………いえ やっぱりなんでもないです。
さくらちゃんといい弐大くんといい、ムキムキで身体の強い男女は精神も強いし器が広い。はっきりわかんだね。
デリカシーはちょっと足りないかもしれないけれど、文句無しにかっこいい男だと思います。
とても好き。
花村輝々
今作はテルテルくんが無印の腐川ちゃんやひふみんみたいな下ネタ枠キャラということはすぐ理解しました。
かわいい見た目と有能な能力とイケボに似合わない変態発言の数々……。笑
女子への強烈なセクハラはかなり好みが別れそうですね。
……でも男性キャラ相手でも「ぼくって守備範囲広いからオッケー!」と言える明るさは、正直結構好きでした。
好きだっただけにお早い退場は悲しかった……。
下ネタ・BLネタ・百合ネタは好みがわかれるところなので仕方なかったのでしょうか。
辺古山ペコ
三石琴乃さんの声が好きなので、たくさん声が聞けて嬉しかったです。
例の茶番(茶番言うな)の際は「ああ〜……だからCV.三石琴乃さんなのか……」と妙に納得。
月に代わってお仕置きよ!
1〜2章で一匹狼に徹しようとする九頭龍くんに声をかけ続けていた彼女は絶対に『道具』なんかではなく1人の人間でしたね。
九頭龍くんの方はペコちゃんに対して主従や友達以上のかなり特別な感情を抱いていたみたいですが、彼女の方は……どうだったのでしょうね。
関係性が明らかになった上で2人のやり取りをもっと見てみたかったなぁ。
残念です。
小泉真昼
学級委員長みたいな子、という印象です。
学園生活時にはきっと真面目に掃除しない左右田くんあたりを「ちょっと男子ィ!真面目にやりなさいよっ!」と叱っていたのでしょう。(妄想と幻想)
西園寺日寄子
ロリコンも併発しているので見た目は物凄く好みなんですが、ちょっと悪口の度合いが予想以上すぎて面食らいました。
純粋な好意から真昼ちゃんの写真を使った祭壇(?)を作ってくれましたし、九頭龍くんを詰めすぎて彼がああいう行動に走った時はさすがにショックを受けていましたし、きっと心根は悪い子では無いんでしょうけどね……。
左右田和一
この子は、日向くんが通信簿イベント中に心の中で呟いていた「左右田って見た目の割に結構普通の奴なんだよな……」に全てが詰まってると思います。
そう!他の濃いメンツと違って拍子抜けするくらい普通のDKなんですよね、左右田くん。
個人的にはちょっと地味くらいのキャラの方が好きなので、彼の普通さが好きだしホッとするので非常にありがたい存在です。
終盤はさすがにたくさん絡むようになるので「ソニアさんへの下ネタ酷いなーw」「口悪いなーw」と思う場面も何度かありましたが、男子高校生ならある程度は仕方ないですね。
時々、楳図か○お先生の漫画みたいな顔になるのが面白くて好きです。
七海千秋
こんなかわいいゲーマーがいてたまるかよ!
本〇翼ちゃんかよ!?
かわいいね!!!
……すみません、少し取り乱してしまいました。
あのね………胸元のホクロがえっちすぎる(最低な感想)。
間違いなくこの子が今作のメインヒロインですね。
囁くみたいな喋り方が可愛くて癒されます。
本編後の生き残り勢たちがいつか七海ちゃんのことを思い出してくれるのか……今はそれがとても気になります。
澪田唯吹
外見ド派手なのにカラッとした性格でかわいい。
お名前は けい〇ん!の登場キャラたちから付けられているのでしょうか。
ちょっとアホなところもあるけど、全然イライラするタイプのアホではないのでむしろかわいくてよかったです。
みんなを元気づけようと頑張ってくれた矢先のアレだったので「え、待って、やだやだ……まさか今回の被害者 澪田ちゃんじゃないよね……?」と呟きつつ薄目を開けながら進めましたが、そんな願いも虚しくやはり澪田ちゃんでした。
つらい。
終里赤音
ナイスおっぱい。
終里ちゃん、集合絵を見ている時はノーマークだったのですが、実際に喋ってみるととても豪快で気持ちの良いお姉さんで好印象でした。
居るだけで暗い話を明るくしてくれる脳筋キャラが好きなので彼女の存在には救われっぱなしでした。
でも、性格はあんなに明るいのに生い立ちが壮絶すぎますね。
一体あの環境の中でどういう精神持ってたらこんないい子に育つんだ……。
弐大くんとの関係が好きです。
九頭龍冬彦
見た目がどストライクで好きだったので遊ぶ前から気になっていました。
身長は低いけど声がちゃんと低めなところも良いですね。
2章のアレ〜責任を取ろうとした3章のアレでもまだ生きてる上にガンガン動き回ってて、人間とは思えないほど頑丈。
いや普通あんなことあったら死んでるよ!
制作陣さんはヤクザを一体なんだと思ってんだ。
ダンガンロンパ、無印の石丸くんといい今作の西園寺ちゃんといい、大事な人を亡くしてしまった後のキャラが報われない最期を迎えてしまいがちなので2章後からはずっとヒヤヒヤして見守っていました。
極道ですし、『明確な意志を持って真昼ちゃんを殺そうとした』ことは事実なので、彼もただの良い子であるとは決して言えませんが……それでもやっぱり大好きなキャラです。
ソニア
立ち絵をパッと見て1番女性陣の中で好きな見た目をしているのがこの子でした。
控えめで上品なのに表情がくるくる変わってかわいかったです。
こういう非の打ち所が無さそうな子はすぐ犯人になって本性を表しそうでヒヤヒヤしていましたが、全然そんなことはない見た目通りの女神……いえ女王でした。
この子が絶望堕ちしたところがどうしても想像できませんが、この子もきっと外の世界では相当残虐な事をやっていたんですよね……。
✝田中眼蛇夢✝
わたしの中での印象推移
「なんだこいつ……」→「なんだこいつ………………」
→「でも動物好きなら悪い人じゃないはず。ちょっとストーカーしてみるか」→「いい子じゃん!!」
唯一通信簿を埋め終わりお母さんの話とか大事にしている動物たちの話とか聞いた直後に4章をやったので犯人選択画面で彼を指名するという思考にまるで至らず、無関係の人たちを疑いまくってしまいました。
それにしてもいつの間にソニアさんとあんなに仲良くなったの??
狛枝凪斗
今まで散々ファンアートで顔と名前を見ていたので勝手に知ったような気でいましたが、ちょっと想像以上に個性的な性格をしていて驚いた……というのが正直な感想です。
多分癖があるんだろうなと思ってはいましたが、ここまでとは。
同じ声なのに苗木くんとはまるで違う口調の「それは違うよ」には、いつもゾクッとしてしまいます。
最後まで生き残るか、仮にいなくなったとしても最終章でのことだろうと思っていたので、あの展開はとても意外でした。
♀罪木蜜柑♂
ラッキースケベの権化。絶対すぐに死ぬと思っててごめんね。
医療に対する熱意と知識量がJKのそれではなさそうなので、ぜひ立派なお医者様か看護師になってほしいなと思っていました。
うっかりで殺されそうなのでわたしは看病されたくないですが……(酷い)。
でも……この子がまさか人を殺すとは一切思ってなかったので本当に意外で、犯人選択画面で何度も間違えた挙句「まさかな……」と渋々選択して当たった時は「……えっ!?」と声が出てしまいました。
絶望を思い出してしまった罪木ちゃんはきっと、澪田ちゃんや西園寺ちゃんを殺すことを一切躊躇しなかったんだろうな……。
各章についての感想
※プレイ中に書いていたメモをなるべく章ごとになるようにまとめましたが、後々の章で知った情報を別の章に記載しているところもあります。
被害者や犯人をそのまま書いている章もあるのでご注意ください。
1章
・モノクマファイルが地味にデジタル仕様になっていますね。
・真昼ちゃんが描いたこの絵と字!
ものすごく……『JKが描きました』感が出ていて好きです!
・左右田くん「ずっと便所に籠ってたのか?それなら最初から言えっつーの!」
↑デリカシーがなさすぎて笑ってしまいました。
逆に『女子がトイレに籠ろうが全然気にしていない』、ってことだからむしろ有難い鈍感さなのかもしれないけど。
・パーティ前から色々仕掛けてあった、ということがわかった時点で「……犯行可能なの狛枝くんしかいないじゃん……」とは思ったのですが、今まで散々ファンアートで姿を見てきた人だったので「まさかそんな人気キャラがこんなに序盤で退場するわけないしな……」と散々疑いました。
結果、やっぱりここで退場とはなりませんでしたね。
でも正直「なんやコイツ」とは思いました。笑
・CVのこともあってクライマックス推理がもう完全にコ〇ン君観てるみたいでした。
・1章目から非常に後味が悪くて落ち込みました。
犯人が他の子たちから「正当防衛?何言ってんの、完全に殺す気でやってるじゃん!」と言われる展開には無印1章を思い出しますね……。
2章
・「このゲームをやった奴は犯人になるかも」なんて言われてるのによりによって夜に単身でゲームやりに行くなよ日向くん……。
・わぁい水着イベント!わたし水着イベント大好き!
南国と言えば水着イベントだよねー!
左右田くん日向くんと共に女性陣の水着をにやにや眺めていたのですが、その後のソニアさんに対する左右田くんの「ぎゃあ!ウェットスーツだ!」コメントで爆笑しました。
でもわたしもソニアさんの自前水着は見たかったのでちょっと残念。
・学級裁判。
動機となったゲームを遊んでいない人も大勢いる中、まずはゲームの内容から説明していくことになるのでとてもシュール……。
遊んでいない組も真剣に聞いてくれるのが救いです。
・テルテルくんの顔写真の×印、フォークとナイフになってるんですね……。
(良く見たらこの後犠牲になった子たちも数名オリジナル×印になっていて少し感動しました。)
・今回もまた非常に後味の悪い終わり方でしたね……。
真昼ちゃん、過去の事件の共犯者といえば共犯者ですが、そもそも九頭龍妹から嫌がらせを受けていたという話ですし、彼女が実際に手を下したわけではないようなのにこんなにあっさり殺されることになってしまって可哀想でした。
真昼ちゃんのほうもちょっと正義感が強すぎて余計な一言を言ってしまった感はありましたが、もし本当に過去に九頭龍くんがE子さんを殺していたとしたら確かに真昼ちゃんを責められないですよね。
・……と淡々と書いていますが、辺古山さんはかなり好きなキャラだったので居なくなってしまってとてもショックでした。
今回は「他人の処刑中に飛び込むこともできるんだ……」と衝撃を受けたのと、「キテ〇ツ大百科のカラ〇リ武者みたいな奴が居る!!」と思っている間に処刑が淡々と進んで終わってしまいました。
3章
・に、に、に、弐大くん!!!
えっ死んだの!?こんなとこで!!?
とビビり散らしていましたが一命を取り留めてくれました。
よ、よかった……。
・他にどこにも行けない場所で病気が蔓延するのは怖い。
感染しないようにオンライン通話で連絡取り合うってちょっとタイムリーですね……。
人が死んでいるという点は今までもそうだったのですが、今回は事件の起こり方も怖くて震えました。
明るくて優しい澪田ちゃん、好きだったから悲しかったです。
・事件が起きた順番に関しては、捜査の時点で日向くんがちょっと執拗なくらい「澪田が先で西園寺が後」と言い続けるので「なるほど。多分逆なんだな」と思っていました。
・終里ちゃんの反論の理由がかわいい。
最初で最後の見せ場かもしれないんだから……って。笑
・西園寺ちゃん……性格はアレでしたが、今回の『ただただ運が悪かっただけ』な終わり方はさすがに可哀想ですね……。
・日向くん「俺はもうわかっているはずだ。わかってしまっているはずだ……。犯人が、誰なのか……」
わたし「いやいやいや!待て待て!わたしはわかってないですけど!?選ばせないで!!マジでわからん!!!」
・↑マジでわからんすぎて田中くんや左右田くんを選択しドカーンしてしまいました。ご、ごめん。
・……………いやあ……罪木ちゃん、いつか西園寺ちゃんあたりに殺されるんじゃないかなと心配はしても1番人を殺しそうにない子だったので、心の底から本当にびっくりしました。
大事なラッキースケベ要員ですし、今回は検死ができるのもこの子だけだったので、てっきり無印の霧切さんポジションなのだとばかり……。
・1章2章で『人が人を殺す理由』についてあれだけ丁寧に描いてくれていたのに今回はこれだったので、てめぇ!かわいい澪田ちゃんをなんで殺しやがったんだ!理由をちゃんと言えや!!!の怒りが強かった章です。
罪木ちゃんの言う「あの人」=えのじゅんのことという解釈で良いのでしょうか。
絶望病で絶望に戻っていたということは、”澪田ちゃんや西園寺ちゃんを殺した動機”なんてものも特に無かったんでしょうね……。
・に、に、に、に、弐大〜ッ!!!!!
なんでこんな…………変わり果てた姿に……。
ロボットは嫌いじゃないですが人型弐大くん普通にかっこよかったからめちゃくちゃショックなんですけど!?
4章
・わたし個人は絶叫系大好きなんですが、絶叫系苦手な人をこんな風に無理矢理乗せるのは可哀想だなと思いました(小並感)
・今までより更に閉鎖された場所に閉じ込めてコロシアイが始まるまで外に出しません!食料も与えません!って…………1番シンプルだけれど1番嫌だ。
・弐大くん、みんなのことを信頼しているからこそなんでしょうけれども新しい自分の体のことをそんなペラペラ喋るもんじゃないですよ……とヒヤヒヤしました。
今回の殺人トリックで変な利用のされ方しそう。
・左右田くんに疑われていると知ってちょっとショックを受けちゃいましたが、罪木ちゃんのあんな姿を見たあとだからみんなが疑心暗鬼になるのも仕方ないのかもしれませんね。
・女の子たち優しい…同じところで寝させてくれるんだ😢
・うわーーーーーッッッ!!!!!!
弐大…………!!!!!!!!!!!!!!!!!!
……弐大くん、かっこよくて強くてこんな時でも優しくて大好きだったのに。
ロボットの体になったことで殺され方(破壊のされ方)も酷いことになってる……。
・パンと牛乳が支給されましたが、牛乳大嫌いな九頭龍くんは大丈夫だったのでしょうか。
飢餓状態だったのでそれどころじゃなかったのかな。
・ソニア「わたくしはそんなに膝の軽い女ではありません!」
左右田「惜しい!もう少し上です」
でめちゃくちゃ笑ってしまいました。漫才か。
・狛枝「日向君にはもうわかってるはずだよ。今回の犯人もね」
日向「狛枝の言ってること……何となくだけどわかる気がする」
察しの悪いわたし「待て待て待て!!わたしはまるでわかってないんですが!?勝手に話進めるのやめない!?プレイヤー放ったらかしで納得するって君たちはレイ〇ン教授か何かなの!?」
・日向くん&ずっと一緒にいた女の子たちならともかく、男子組の誰がどこに泊まってたかなんて覚えてないですよぉ……
・破壊神暗黒四天王たちのことずっとハムちゃんずって呼んでたせいで最後のパニックトークアクションでなかなかクリアできずゲームオーバーになりました😂
・被害者も犯人も好きだったのでひたすらにつらい章でした。
田中くんが最期まであのキャラを貫いたのでハッキリ言及はされませんでしたが、つまり今回の事件は『誰かが犠牲にならないと全員死んでしまうから、そうなる前に誰か1人と自分を犠牲にする』という2人の間での共通目的があって為されたことという解釈で良いのでしょうか。
自殺……ではないけれど究極の自己犠牲の精神。
……ただ、ロボット化してたからああでもしないと破壊できなかったのはわかりますが、いくらロボ相手でもなかなか残酷な殺し方だったので目を覚ました(?)時の弐大くんを想うとつらいです……。
残された終里ちゃんとソニアちゃんのメンタルが心配でしたが、ちゃんと前を向いてくれてよかった。
5章
・なにやら単独で怪しい動きを見せる狛枝凪斗。
・もう誰にも死んで欲しくないのですが、ゲームのメインは学級裁判だと思うので……多分この章でも何か起きてしまうのですよね。
・ソニアさんwwww
あんなに優しく上品なソニアさんにここまで言われる左右田くん、さすがに憐れです……。笑
花村くん並みに真正面からセクハラしてくる相手ならまだわかる反応なんですが……左右田くんの絡み方ってそんなに嫌がるほど気持ち悪いですか!?
ひょっとするとソニアさん、しつこい男が嫌いなのかもしれませんね。
・狛枝くんが何かすごいことを言い始めました。爆弾!?
爆発と共にスチルで左右田くんが吹っ飛んでいたので「こ、今回は犯人が狛枝くんとわかった状態で学級裁判が始まるのか……」と思ってしまいましたが、生きてて良かったです……頑丈だね左右田くん。
・終里ちゃんが左右田くんからもらったミニ弐大をきちんと持ち歩いているの、とてもかわいいです。
ずっと持ち歩いている上、裁判中は電源を切っていても裁判が終わったらすぐ電源を入れてるっぽくて本当にかわいい。
・終里ちゃんの「もう雨乞いするしかねーぞ!」で笑ってしまいました。
可愛すぎるでしょこの子。
・目が前についてるのはなぜだ、はドラ〇もんでのび太の先生が教えてくれる名言ですね。
こういうパロディの元ネタに気づく度にいちいちテンションが上がってしまいますが、生徒のみんなは疲れ果てているので反応は冷たいです。笑
・こ、狛枝……………。
超高校級の幸運が信じられないほど残虐な死に方してる……。
もし被害者が出るとしたらみんなが揃ったタイミングで単独行動したソニアさんか狛枝くんのどちらかだと思っていたのですが、今回はそれ以上に驚きのほうが大きくてむしろちょっと冷静でした。
まさに死体発見時の日向くんの心境。
・狛枝凪斗変態説がより濃厚になっていく学級裁判。
・今までに流れてきたFAの多さから狛枝くんと七海ちゃんは最終章まで残るものだと思っていたので、今回の章はかなり意外でした。
モノミまでいなくなってしまって悲しい。
・ドキド〇文芸部!みたいな突然の精神破壊攻撃はやめてくだちゃい😠
・いやマジで怖いです。
七海ちゃんだけかと思ったら田中くんも出てくるし、死んだみんなのコテージもおかしなことになってる。
0章&6章
・見慣れたマップ、希望ヶ峰学園へ戻ってきました。
えのじゅんの名前もばんばん出てきます。
・苗木誠の名前がついに出てきました。
コロシアイ学園生活を生き残った6人は記憶が戻ったんですね!
そこ(生き残り組の記憶が戻るか戻らないのか)が気になっていたので、ここで知れてよかったです。
・ちーたん!ちーたん!ちーたん!ちーたぁああああああああああああああああああああああん!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああ(以下省略)
すみません少し取り乱してしまいました。
・苗木くんが言っていた「11037は窮地に陥ったボクをある人が救ってくれた時の数字」というの、ふーんと読み飛ばしていたのですがよく考えたらアレでしたね!
舞園さんが最期に遺してくれたダイイングメッセージ!
気づいてちょっと感動してしまいました。
・はい、そうです。
・色々な真相が明らかになってようやく『なぜ狛枝くんはファイナルデッドルーム攻略後、全員に対してあんな態度をとるようになったのか』
『なぜ狛枝くんは”裏切り者”以外の全員を処刑させようとしたか』
の謎が解けてすっきりしました。
自分を含めた絶望共を全員殺したいけど1人が殺せるのは2人までだから、ああいう形のダイナミック自殺をすることで全員道連れにしようとしたんですね……。
正直この章を遊ぶまでずっと狛枝くんのことを「最後まで意味わかんなかった奴」としか思っていなかったのですが、今は「そんなにも希望を愛し絶望を憎んでいたはずの狛枝凪斗がどうして絶望に染まることになってしまったのか」が非常に気になります。
・さすが、ラスボスだからなのか新規絵がたくさんあるえのじゅん。
・無印のキャラ達がどんどん来てくれる😂笑
・日向くんが背負うものがあまりにも重すぎる……。
・「卒業を選んだらえのじゅんの思う壷&未来機関はこの世界に取り残される」
「強制シャットダウンするとこの世界で過ごした記憶消滅&主人公日向創という人格は消える」
という展開は非常に絶望的で残酷で、ダンガンロンパの世界観に良く合っているなと思いました。
・えのじゅん、人の心を掌握するのが本当に上手いですよねえ。怖。
・『どっちが本当に希望なのか』。
めちゃくちゃ考えさせられますね。
世界と自分を秤にかけるって、それこそゲームや漫画の世界ではよく見る展開ですが、自分自身でどちらか選べと言われたら誰でも躊躇っちゃうだろうなと思います。
・おっと、石田かな?
・七海ちゃんと一緒に「それは違うぞ!」が出来て感激しました。
・メタ的な見方をすると単純に前作から期間が空いてしまったから演技が違うだけという可能性もあるかもしれませんが、霧切さんの話し方があの頃よりも少し柔らかくなっていて少しほっこりしました。
十神くんも随分丸くなりましたね(性格が)。大人になったなぁ。
苗木・霧切・十神の3人が冗談を言い合いつつ仲良く過ごせているようで安心しました。
・3Dえのじゅん、かわいい。
・……は〜い……。耳が痛い……。
その他いろいろ、感想まとめ
UIや演出、アクション等について
名前が左端に出てくる演出は最初ちょっと慣れなかったです。
誰が喋ってるのか分かりづらいから、前の方がよかったな。
裁判中は喋っている子が分かり易いようにかなり配慮されていて良かったです。
一番最初のOPとてもかわいいけれど画面切り替わりと回転が激しいので真剣に見てたら酔いそうでした。笑
コロシアイ生活が始まってからのOPもやっぱり目がチカチカしましたが、曲が変わっていなかったのは嬉しかった。
アクションが苦手なので本当はアクション難易度はヤサシイにしたいところでしたが、結局推理難易度もアクション難易度もフツウで挑んでみました。
でも結構ギリギリでした……。
特に反論ショーダウンとロジカルダイブが苦手です。
ところで、ロジカルダイブ……初めて遊んだ時「これもうコ○ンくんじゃん!」と叫んだのは内緒です。
BGMは今回もどれも良かったです。
新しい曲の中でも特に好きなのはウサミ先生の曲(おしおき だんがんアイランド)と反論ショーダウン時の曲(反論 -CROSS SWORD-)とエコロシアかな。
その他色々
今回は夜時間の外出禁止令が無いので夜にも結構イベントが起きて新鮮でした。
埋まらなかったCGは一体どこで回収できるんだ~?……と調べたところ、特定のアイテムを所持した上で特定の時間に特定のキャラクターに話しかけた際にだけ特別に発生するイベントがあると知りました。
同一セーブデータを使いさえすればCHAPTERを遡ってもアイテムは引き継げる親切仕様なので、こまめにガチャッていればそれほど苦もなく回収できました。
CGのためにちょっとした会話も楽しめて嬉しい。
推理はわりと難しめというか、まだ核心に迫れるところまで手元に材料が揃っていない状態から推察していくような展開も多く、CHAPTER1の時点でかなり難儀しました。
恐らくこう……なのかな……?と恐る恐る提出した内容が偶然合っていて、ピースを嵌めると同時にきちんと内容を説明してもらえるような気分で裁判を眺めていました。
捜査中に見つけたもののまるで事件とは関係なさそうな手がかりへの伏線もきちんと回収してくれるし、ボリュームがかなり増えていて学級裁判はめちゃくちゃ楽しかったです。
裁判がかなり進むまで犯人が誰なのかまるで読めなかったので最後まで緊張感もありました。
入学後の2~3年間で日向くんたちはすっかり絶望に染まった『人間らしさのかけらもない』人間になっていたらしいので、このゲーム内で共に過ごしていた頃の彼らのほうがきっと『本来の性質』(?)なんですよね。
西園寺ちゃんと狛枝くんは最初からちょっとヤベー奴感ありましたが、その他の子達は普通に良い子ばかりな印象だったので少しショックです。
弐大くんやソニアさんが絶望に染まってた頃の想像が全然できない……。
あとは澪田ちゃんもあんまり想像出来ない……んですが、彼女の曲を思い返すとちょっとメンヘラっぽいとこがあったのかもしれないなとも思います。
ダンガンロンパ無印の感想を綴った時も書いたのですが、どうしても『黒幕の勝ち逃げ』という感じがしてモヤモヤした無印と比べると2の方が確かに『希望に向かって進んでいる』ように思えたので個人的には後味が良かったです。
彼ら全員が絶望だとしても、全て忘れてしまったとしても、それでもみんな確かに自分として生きることを諦めていないし、あの世界で死んでしまったみんなのことを諦めていないという事実はとても嬉しいものでした。
あの世界で過ごした記憶を全て忘れてしまう=あの世界での彼らはどちらにしても死んでしまったということなのかなー……とも思って少し寂しくなっていたのですが、一番心配だった日向くんがちゃんと『日向創』として生きていけそうだったので余計な事を考えるのはやめることにしました。
相変わらずちょっと納得できない部分や説明不足なところもある気はしますが、ちょっと謎を残して終わるくらいの方がダンガンロンパらしいのかなとも思ったりします。
記事の最初で白状した通り『ダンガンロンパ3』のアニメ内容を一切覚えていない事が明らかになったので、今後はアイランドモードを遊びつつアニメも再履修する予定です。
かなり長くなってしまったので、また何か書きたい事があったら改めて記事を書きます。
ということで今回はここまで。
長々とお付き合いくださりありがとうございました!
おまけの感想
これつまり田中くんノーパンってことか?!(最低な解釈)
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