サモンナイトを遊びました。
2000年1月6日に発売されたPS版のリメイクであるDS版(2008年4月24日発売)です。
召喚術で世界を救え!
簡単なゲーム紹介と感想。
※ゲーム紹介は極力ネタバレ控えめにしたつもりですが、感想のほうはネタバレまみれなのでご注意ください。
あらすじ
楽しく高校生として生活しながらも将来に漠然とした不安を感じていた17歳の主人公。
1人で考え事をしていたところ、どこかから助けを求める声が聞こえてくる。
気が付くと主人公は異世界“リィンバウム”に飛ばされてきていた。
キャラクター紹介
全員だと多すぎるのでごく一部のみです。
※主観が含まれています。
主人公(4人の中から選択制。私はハヤトを選びました)
キール
主人公のパートナーのうちの1人。
最初の後輩との選択肢でパートナーが変わることを知らなかったのでハヤトで男の子の後輩に良い顔をしていたら彼が来ました。
よって他の3人のパートナーとは会えていません。
ガゼル
主人公が身を寄せることになる孤児院で暮らす少年。
乱暴な言動が多くカッとなりやすいものの、一度仲間と認めた相手の事はとことん信頼してくれる。
リプレ
主人公が身を寄せることになる孤児院で暮らす少女。
自分たちよりも幼い子供たちの世話や家事など、なんでも1人でこなしてしまうしっかり者。
大人っぽいけれど主人公と同じ17歳。
バノッサ
スラム街で大暴れしているチンピラ無法者集団【オプテュス】のリーダー。
主人公を目の敵にし、事あるごとに突っかかってくるようになる。
カノン
バノッサと行動を共にする少年。
基本的には優しく穏やかな性格だが……。
ゲームシステムなど
ゲームのジャンルはシミュレーションRPGです。
主人公は男2人女2人、計4人の中から好きなキャラクターを選んで決めることが出来ます。
※ここで選ばなかったキャラクターたちがシナリオに関わってくることはありません。
また、物語の途中で現れる「パートナー」も男2人女2人計4人の中から1人だけ選ばれますが、序盤の現代で話し掛けてくる後輩たちと主人公がどういう関わり方をするかによってキャラクターが決定されるようです。
各章の終わりには好きなキャラクターを1人選んでちょっとした会話をすることが出来ます。
キャラクター数が非常に多いので誰と話すか迷うかも。
会話や好感度によってエンディングが変わります。
戦闘を行いレベル上げをしてシナリオを進めていく普通のRPGです。
宿屋等は存在しませんが戦闘終了ごとに体力魔力は回復するので問題なし。
どこへ向かうとストーリーが進行するかはわかるようになっているので、そこへ向かうまでに街や拠点を回って他のキャラクターと交流したり装備品を調えたりフリー戦闘でレベルを上げたりしながら準備を進めていきます。
セーブするところが限られており、1度イベント戦闘に入ってしまうと撤退は出来ない+負けたらセーブポイントからやり直しなため拠点とイベント戦闘前とでセーブデータを分けておくと安心かなあと個人的には思います。
主人公は召喚術という少々特殊な能力を使えるため、この能力を使って喚び出した召喚獣とタッチペンを使ってコミュニケーションをとることもできます。
この召喚コミュニケーションはPS版には無く、DS版に移植された際に追加されたもののようです。
感想(※ここからネタバレあり)
戦闘のこと
戦闘パートは慣れるまでかなり苦戦しました。
行動できる範囲もキャラごとに違うので、このキャラがここまで行けるからほかのキャラもここまで動けるだろう……と考えて作戦を立てると上手くいかないことも多々。
後で調べたらサブイベントで弓使いが仲間になるみたいですが、私は仲間にする事が出来なかったのでサイサリスが加入するまで「弓系キャラがほしいよー 敵の弓兵がうざいよー」と嘆いていました。笑
加入後のサイサリスにはとてもお世話になった。
…それにしても、アドベンチャーパートの時は行けるところ全部行くようにしていたつもりなんですが何故かサブイベントで仲間に出来るキャラはアカネしか仲間に出来なかったんですよね。
他にもフラグ立てとか条件があるのかな……。
私のようにゲームが下手で戦闘が難しいタイプの方はセーブデータを各章の「自分の部屋」と「戦闘開始前」で分けて2つ用意しておくと良さそうです。
実は初めてバノッサ&カノンと戦うことになった際、あまりにも2人が強くて何度リトライしても勝てず、セーブデータも戦闘開始前の1つしか作っていなかったので「これもしや詰んだのでは?最初から?」とかなり焦ってしまい『サモンナイト 戦闘に勝てない』という今時小学生でもググらないようなワードでググッたのは私です( ˇωˇ )
それから数度のリトライを経て、偶然幸運が重なって勝てました。
それ以降はビビってしまってブレイブクリア無視でハヤトのレベルを上げまくって回復アイテム買い込みまくってゴリ押ししてしまいました。
レベル20あたりからは戦力も増えて戦闘にも慣れてきてブレイブクリアできるようになりましたが、パーティ能力にはかなり便利なものもあるようなので序盤のビビりプレイが勿体なかったなと未だに悔やんでいます。
ここまでとは関係ない感想ですがドット絵がとてもかわいい。
シナリオ+キャラクターについて
CEROレーティングはA。
どちらかというと子供向けかもしれないな、という印象の「主人公が成長して仲間を増やして悪を討つ王道RPG」的なシナリオ。
シリーズ1作目ですし元々はPSのゲームなのでボリュームに関しても、まぁこんなものかな、という感じ。
主人公選択制+マルチエンディングなのであまり長すぎても周回が大変ですしね。
キャラクター数は予想していたよりめちゃくちゃ多かったですが、その分キャラクターの出番も少なくなってしまうので夜会話をして補完していかないと各キャラへの愛着も湧きづらい気がしました。
とはいえこれは初代なので恐らくナンバリングが進む事に改善されているのでしょうし、最初に出たのはPSだったようなので容量の関係で削らざるをえなかった部分もきっとあるのでしょう。
それにしても到底信じられないような展開が次々起きているのにハヤトくんはやけに順応性が高いというか、ずっと落ち着いていてすごいなと思いました。
これはハヤトだから?それとも他の主人公でもおんなじなんでしょうか。
カノンとバノッサが好きだったんですが私が好きな敵キャラはああいう末路を辿るのがやたらと多いのは何故……。
仲間内ではガゼルが好きで夜会話はずっとガゼルとしていたら、エンディングは「ハヤトは孤児院でみんなと仲良く楽しく過ごしましたEND」でした。
ハヤトはもう元の世界に戻る気は無くなったのかな。楽しそうだし別にいいんだけれど。
コレ↓はさすがにちょっと笑ってしまいました。
これのせいで私の中ではあの三兄弟の中で一番の変態=カムランに……。
もちろんあの発言は召喚士としてであって変な意味じゃないんだろうけど、モナティは召喚獣というより普通の可愛い女の子って感じなのでどうしても変態に見えてしまう。ごめん。
その他
1周目終了時点でプレイ時間は22時間。
……最初の頃は本当に本当に戦闘難しくて何度も倒されたので、プレイ時間+3時間くらいいってそうです。
ハヤトが、ヌルゲーマーな私の得意とする「物攻を上げて殴れば倒せる」脳筋でいけるキャラだったので召喚術も全然揃えられていないし、次をするとしたら召喚士タイプだというアヤで召喚術バリバリ極めてみたいな。
個人的な趣味でパートナーは女の子にして夜会話も全部パートナーと過ごして、パートナーと仲良くした場合のEDを迎えたいです。
…でも積みゲーが物凄いので、とりあえず私の初サモンナイトはここで一旦中断です。
またいつかやろう。