(作者: みたけ 様 / せんやも、いちやも)
フリーゲーム、隠し神と夏の夕べを遊んでいました。
ゲーム紹介と感想です。
ゲームについて
和風な脱出アドベンチャーゲーム。
学校からの帰り道、近道をするために神社へ続く道へ向かったミズホ(デフォルトネーム。名前変更可)。
ところが何故か神社から出られなくなり家に帰れなくなってしまいます。
そんなミズホの前に現れたのはツンデレな白狐、タマキ。
タマキは「夜が来る前にここを出ないとミズホは二度と現世へ戻れなくなってしまう」ことを説明します。
一刻も早くここから脱出したいのですが、ミズホの前には多種多様なあやかしたちが立ち塞がり……。
あやかしたちと遊んであげたり、あやかしたちの頼みを聞いてあげたりすることで帰路までの道を拓きましょう。
エンディング数は2つ。
また、各ステージでの勝負に負けるとゲームオーバーなのでセーブはこまめに。
ゲームオーバーの時の演出も凝っているのでセーブをしておいてわざと負けてみるのもアリだと思います。
クリアまでの目安は1時間半ほどとのこと。
感想(※ネタバレあり)
※特にネタバレなところは反転
エンディング回収時のプレイ時間は目安通り1時間半くらい。
おまけもタマキ不在時と同行時で一通り見て回ったので更に+20分くらいかな?
以前遊んだ白蛇の妻問いの作者さんの作品です。
ひょっとしてドット絵やイラストは自作なのでしょうか……どれもこれも細かく動いて愛らしい。あたたかさを感じるタッチのイラストもめちゃくちゃ可愛いです。
鬼っ子が大好きなので最初に出てきた鬼の女の子と、最後のステージにいた親切な多頭の男性【(おまけによると“どうもこうも”という妖怪らしい)】がお気に入り。
でも舞首も面白かったしろくろ首さんも素敵だったしすねこすりちゃんはやっぱ可愛いなあ……妖怪っていいですよね…。
……といろいろ言いつつもやっぱり一番好きなのはタマキです。
あやかしたちもミズホもみんなとても可愛く、夏の夕暮れ~夜の空気を感じるBGMと丁寧なキャラチップは細部まで拘りを持って作成されていたことが伝わってきて素敵でした。
夏の宵に思い出したくなる作品のひとつになりました。