積みゲー崩しと備忘録のようなもの

ひたすらゲームの感想を残すブログ

Unheard ―罪の代弁―

 

 

台風の影響が心配ですね。皆様、どうかお気を付けください。
絵文字箱への絵文字🌻、記事へのスターなど、いつもありがとうございます!本当に嬉しいです🙇‍♀️

 

さて、ミステリー?ゲーム『Unheard ―罪の代弁―』をクリアしておりましたので感想を書きに来ました。
中国のゲームメーカーであるNEXT Studiosが開発を手掛けています。

 

Unheard……聞こえない

 

一言感想:良質なボイスドラマ。気軽に探偵気分を味わえます。

 

 

あらすじ

見知らぬ小部屋で女性と対面するあなた。
女性はあなたを「探偵さん」と呼び、あなたにタブレット画面を見せる。
画面には地図が表示されている。あなたは声探システムと呼ばれる特殊なシステムを使い、登場人物たちの声を聞いていくつかの事件の推理をするように頼まれるのだが……。

ゲームについて

とても変わった手法のミステリー(?)ゲーム。
“会話を聴いて”物語の真相に追っていきます。※会話中に字幕は出ないので注意。

中国のゲームですが、日本語訳版では作中のボイスは全て日本音声になっており、更に作中に登場する人物も日本名になっているという親切設計。

 

・日本語音声……あり。
・日本語字幕……あり。※ただし、推理が必要なボイスドラマパートは一切字幕なしなので注意。
・主人公……あなた。探偵さん。
・仲間……なし。
・ゴア表現……なし。メインビジュアルなどで少し身構えてしまいますが、ホラー要素もありません。

 

想定プレイ時間は3~4時間程度。
わたしの1周目クリア時点のプレイ時間は4時間強でした。
※DLCがあるそうですがわたしが遊んだのは本編のみです。
ほぼ会話を聞くだけのゲームのため好みは分かれそうですが、サクッとクリア可能ですので、何か軽めのゲームを1本やりたいな~という時にもおすすめです。

store.steampowered.com

感想(※この先ネタバレあり)

 

 

普段あまり馴染みのない名前がどんどん出てくると混乱しがちなので、『登場人物の名前を日本名にする』という気遣いはとてもありがたかったです。
ここまでしてくれるゲームはあまり無い気がします。

便宜上 ミステリー、と形容しましたが、会話を聞いて適切に処理できさえすれば推理はほとんど必要ありませんでした。
今この人がここでこれをしている、ということが理解できればOK。

 

難易度は低めでした!

……と、言いたいところですが、音声から物語を組み立てる事が苦手だったら恐らく苦戦するんじゃないかな……と思います(何を隠そう、わたしがそうでした……)。
ただ、このゲームは回答を間違えてしまっても特にペナルティが無く何度でもやり直しが可能ですので、詰まってしまう事も無いです。ありがたかったです。

 

“美術館”のパートと“精神病院”のパートはミスしまくりました。
発言者のマークは上手く行ったものの、「絵を盗んだのも今持ってるのも2日前にすり替えを行った秘書さんでしょ!」と堂々と提出したら全然違っていました。
どうにかこうにか人物を入れ替えて真相を解明した後も、実はあまり良くわかっていません……。一体前川氏はどのタイミングで本物の絵を持ってたの……??

反省し、“カラス”パートからはしっかりメモを取るようにしました。

 

文章から話を理解するのはそこそこ得意だと思っているものの、その反面音声情報だけで話を把握するのが極端に苦手です。
例えば仕事での電話対応中にすぐそばで他の方が会話をしているとそっちに気を取られて話の内容がすっぽ抜けてしまうようなところがあるので、このゲームでもなかなか難儀しました。

声で人を判別するのも苦手なんですよね……最近ちょっとゲーム実況者さんの実況や雑談配信を拝見するようになったのですが、相当特徴的な声だったり推している人だったりしないと「今喋ってるのどなただ?○○さんか?(画面で確認)……あ、違った△△さんだった……」ということが起こりがちなんです。
このゲームは人物に名前ラベルを付ける事が可能ですが、全員一斉に喋り始めてしまうともう聴き取れなくてパニック。……ひょっとしたらなにか障害があるのかなと思っています。凹む。

 

全体的なストーリーに繋がりがあることに気付いた時は、ちょっと悔しかったです。
1→2のエピソードはかなり日を開けてプレイしてしまったので。
数時間でクリアできますし、一気に遊ぶべきでしたね。

 

そしてどのパートも妙に高圧的な刑事が多い。刑事ドラマかな??
こんな態度の警官が来たら、多分わたしは顔をしかめてしまうと思います。
「礼状持ってこいや」と言ったらぶん殴られて気絶させられるし、この世界の警官、血の気多すぎでしょ。

 

シンプルながら、ちょっとゾッとする真相。意外性があって好きでした。
最後は素直に薬を飲みましたが、あそこで灰皿を手にしていたらどうなってたんでしょう……。
目の前に居たのは精神病院パートの石塚先生だったのかな?
もしそうだとしたら、灰皿を選んだらまた精神病院パートの冒頭に戻るのでしょうか……。

 

短めの感想文ですが、今回はここまで。