有料スマホゲーム、7デイズを遊んでいたのでゲーム紹介&感想を書いておきます。
※表示価格はAndroidのものです。
あらすじ
少女は目を覚ますと見知らぬ場所に居た。
そこで出会った人物『カロン』によれば、少女は既に死んでおり、忘却の川を渡ってここに来たという。
少女は自分の死因も名前も何もかも忘れてしまっていた。
カロンは少女を『キレル』と呼び、キレルにこう告げた。
「期限内にこれから出す試験を達成することが出来れば、あなたは現世へ戻ることができます」。
設けられた期限は7日。
キレルは無事に試験を達成し生き返ることが出来るのだろうか?
ゲームについて
韓国の会社さんが開発されたゲームです。日本語ローカライズあり。
…うん 言葉遣いが海外のゲームだな、という感じはするけれど遊ぶ上で違和感はそれほどありません。
多少表現におかしなところや脱字はありますが理解は出来るので問題なく進められるかと思います。
LINEトーク画面のような画面上で進んでいく会話と探索を進め、数人の登場人物に会い、その人物たちの好感度を上げていく(※好感度がイベント分岐にかかわるので、意図的に下げるのももちろんアリ)という流れのアドベンチャーゲームです。
彼ら彼女らは仲間候補であると同時に殺し合いの相手にもなり得ます。
お互いの試練のため殺し合いがよく起こりますが、画像によるグロ要素はほぼありません。演出がエグいゲームはちょっと…という方でも遊べるはず。
キレルの過去(生前)はどんなものだったのか。
そして、キレルと同じように記憶をなくしている仲間や敵たちの過去(現世での記憶)は?彼らの正体は?
そういった事も分岐や好感度によって明らかになる内容が少しずつ変化し、キレルの見る夢という形で知ることが出来るようになっています。
7日間という限られた時間内での話になるため、お話は短め。
ですが選択肢によって分岐する場所がたくさんあり、周回することで判明する『現世の記憶』が増えるためきっと他の結末も見たくなるはずです。
選択肢によっては即死も有り得ます。
その場合は、選択肢の直前からでなくその日の最初からやり直すことになるので注意。
感想(※ネタバレあり)
※特に重要なネタバレ箇所は反転
何度かやってみて、キレルの見る夢については全て回収出来ました。
タイムラインを見るとどうやらまだ見ていない分岐点がいくつかあるようなのでまたぼちぼちやり直してみようかな。
好感度によって起こるイベントも少しずつ変わっていくようですね。
そして結局バーラムは一体なんだったのか……??
彼は『もう1人のキレル』らしいし、『キレルの夢にも彼だけが登場しない。更にアルゴの試練がバーラムを殺すことでも完了する=バーラムは実際には現実世界には存在しない人間』ということなのかなあと解釈しましたが、それで合っているのかな。
ヒルデはすごくいい子ですが、その分敵対した時や「キレルのためにあいつを殺そう」という意志を強く持った時が登場人物中で1番人間らしくて生々しいというか、妙に怖かったです。
それでも個人的に1番お気に入りなのもヒルデなんですけどね。
独特な世界観とイラストが良い雰囲気で、かなり好きです。
平凡な人間が突然殺し合いに巻き込まれちゃった?!系の話なら結構ありがちですが、元々ダークな世界を生きる人々の物語だったことも予想外で衝撃でした。