(作者: 猫狐よしお 様 / anabake)
最近は、スマホでは過去に紹介済のアプリとイラストロジックくらいしか遊べておらず代わりにフリーゲームをする時間が増えました。
しばらくはフリゲレビューが多くなりそうです。
さて、今回はフリーゲーム、あなたはばけものですか?を遊んでいたのでゲーム紹介と感想記事を書きました。
ゲームについて
TRPG×人狼!……を目指したゲーム だそうです。
とある依頼を受けて森の中の洋館を調査することになった主人公とその助手。
2人はこの洋館で推理をしたり、バトルをしたり、人と話をしてみたりしながらある事件の解決を目指すことになります。
セーブの仕方や会話の仕方は少々特殊なのでゲーム内で助手くんに説明してもらいましょう。
セーブは1つのみ。
※フォルダ内のセーブデータを予めバックアップ取っておく等すれば好きな箇所からの再開は可能です。
“人間ではないもの”を発見し、戦闘することを選んだ場合は戦闘になります。
2日目以降は選択を間違えると情報が聞けなくなることもあるのでセーブはそれなりにしておいた方がいいかも。
※簡易ですがネタバレ情報なので反転↓
【・ばけものと思う人物を退治=相手を殺害し屋敷に泊まると、その夜に殺害したばけものの人生を夢で見ることができます。
・自分が手にかける以外で死んだり消えてしまう住人はどうやらランダムのようです。パターンを全て見たければある程度周回が必要みたい。
・メモ帳に余裕があれば誕生日や趣味についての会話を覚えておくと、他の住人の誕生日や趣味を教えてもらう事が出来て楽しいです。
・紙はトイレに数十枚あります。毎日補充されるようです。】
感想※ネタバレあり
ネタバレしか言えそうにないので感想はほぼ反転。
キャラデザと絵柄がとても好みです。
特に好きなのは助手くんとアヤメさんとリオちゃん……とイチロウさんかな。
実は1周目は他の人と話す前にいきなり【リオちゃんに鏡を見せて退治してしまった】ので、誰に話しかけても「人と話す気分ではない」となってしまい、翌日【殺されてしまった人たち(※ヴォルフが殺され、ラミーカが後追いしました)】の話を聞いても「誰だそれ……?」状態でした。
そして1周目は【使用人を殺戮してヒロキとキョウだけ生き残る】ルートを辿ったので犯人はわかったのですが非常に後味の悪い結末に。
……いえ、まあ【リオちゃんを殺した時点で「あっ 多分これ違うな?私間違えたな??」って思ってはいたのですが1人殺っちゃったらもう殺るしかなかったんだよ】……(サイコパスの発想)
2周目では【屋敷の人間を皆殺し+助手くんも殺害】してばけものになりました。【このルートでは帰宅してから鏡を覗くと……】
3周目でようやく全員生存ルートにいけました。えへへ。みんな無駄に殺しちゃってごめんね!
使用人の部屋のカギは【その使用人が死ななければ拾えないのかな、じゃあ殺さないと室内に入れないんだな!】と思ってさ……あと【みんながこの屋敷に来たいきさつ知りたかったからさ……】ご、ごめん……。
【お墓参りしておいでよ~】って言われたから素直にその後の展開に従ってみたら怖すぎた。なんだあれは。
【あれを選んだプレイヤー自身】がばけものってことか。
なるほど……タイトルそういうこと…… とタイトル画面を眺めながら苦虫を嚙み潰したような顔してました。
そういえばユウマは「ばけものをみつけてください」と言っているだけで【「ばけものをころしてください」とは言ってないんだなあ】。
【信じるから姿を見てもいいよ、と言ってくれる人と、信じてるけど姿は見ないでほしい、って人が居るのが複雑で多種多様な心模様を良く描いていて】、リアルで好きです。
わたしはあまり人狼ゲームについては詳しくないので人狼ゲームについて語ることは難しいのですが、うーん なんだろう……遊んでいて思い出したのは“Un〇ertale”でした。
もちろん「パクりだ」「似てる」「あっち(こっち)の方が良い」等と言いたいわけではなく、物語の分岐の仕方や“ハッピーエンドの大団円で終われた時”の心の底から「よかった~!!」と思う感覚や、“そのやり方を選択”してしまった時の眠れなくなりそうな後味の悪さが非常に似通っていて、Unde〇taleを遊んだ時と同じく「うわーすごいゲームをした……」と私は感じたのです。
いやーすごいゲームをした。無料で遊んでしまった……。
またお気に入りのゲームが増えました。楽しかった!
おまけ
キョウくん遺体の置き場所もうちょっと考えて!!!!室内に入れないでしょこれじゃ!!!!
こういうネタもとても好き
↑全裸の時はイチロウさんの反応が一番人間らしくて【(人間じゃないけど)】好きです。