フリーゲーム、31日の彼を遊びました。ゲーム紹介と感想記事です。
(作者: 黒時 様 / 月読みの里)
※DLは作者様のサイト、月読みの里へどうぞ!
ゲームについて
舞台は『魔女』を恐れる村。
これからとある儀式が行われるようなのですが……。
プレイヤーは主人公を操作して村の中を探索します。
非常によく練られた世界観なのですが、最初は情報が足りないので恐らく手探り状態であれこれ予想しながら遊ぶことになるかと思います。
謎解き要素があります。
ゲームオーバーは無い為、じっくり考えて進めることができます。
エンディング数は3つ。
想定プレイ時間は1~2時間ほど とのことです。
謎解きに詰まった時は作者様サイトの攻略情報をご覧ください。
感想(※ネタバレあり)
※特にネタバレとなる箇所は反転
以前同作者様の作品である辻褄合わせの話し言葉を遊び、
とても楽しかったので作者様のゲームをもっと色々遊びたい!とダウンロード。
作り込まれた世界観と遊び心満載の仕掛け(薪を火にくべる事が出来たり、椅子に座れたり)にわくわく。
やっぱり好きです。お気に入りのゲームがまた増えました。
童話や昔話のような本がいくつか見つかるのですが、どれも挿絵が非常に丁寧で素敵でした。
また、複数ページある書物にはしおりが挟めるのですが、この栞のデザインが1冊ずつ違っている等とても凝っています。
全然栞を挟む必要がなくてもこの本の栞のデザインはどんなだろう?と思わず栞を挟んでしまいます。
エンディングは良い感じに3→2→1の順に見ることが出来ました。
1周目(ED3)は1時間ほどかかったかな?
【ピアノを弾いて扉を出現させるところ】までは自力でいけたのですが、その後どうしたらいいのかわからず……。
作者様の攻略を読んでみると、やはりピアノは合っているっぽい。
うーん、どうしたらいいんだこれは??と首を傾げていたのですが、【倉庫からバールを拾っていなかったせいでした】……。
薄暗かったので見落としてしまっていたようです。
諦めきれずにマップをひたすらウロウロしていたら見つけました。
ED2とED1はどちらもかなり手こずりました。
というのも、【ときのあおきしろというキーワードからてっきり青・黄・白の時計があるのかと思ってウロウロ……。青だけでよかったんですね。笑】
ED1に辿り着くまでは恐らく2~3時間くらいかかったんじゃないかな……。
いくらなんでも迷いすぎですよね。
最後のアイテムがどうしても見つけられずずっとウロついていたのですが、そうか……【牢屋の中、弟がいなくなったところに何か不自然なものがあるな】とは思っていたんですよ。
ただ、zキーで調べることが出来なかったので勘違いなのかなと。
何故か急にあれを使ってみようと思い立って使ってみたらビンゴでした。良く気づけたと思います。
最後、姉に手紙を渡してから彼女を連れて歩くと関係ない場所でも色々な話が聞けますね。
ED1を見ると一応色々な事が明らかになりますがまだ不完全な部分が多い為、もう一度最初から遊んでみることによって色々考察でき楽しかったです。
主人公が村人たちに全く気にされていないのは、無視されているからではなく【“そもそも本来はもう存在しない人”だった】からなんでしょうか。
あちこちで姿を現してくれていたおばけちゃんが大変かわいかった。